きせつ‐がた【季節型】
同一の種の動物が季節によって示す、形態や色彩の変異の型。年2回発生するチョウでは大きさ・模様が異なる春型・夏型があり、ライチョウでは羽色が異なる夏型・冬型がある。季節的変異。
きせつせい‐インフルエンザ【季節性インフルエンザ】
冬から春にかけて流行するインフルエンザ。Aソ連型(H1N1亜型)・A香港型(H3N2亜型)・B型の3種類がある。 [補説]新型インフルエンザ(豚由来H1N1型)は季節に関係なく流行する。
きせつせい‐かんじょうしょうがい【季節性感情障害】
⇒エス‐エー‐ディー(SAD)
きせつせい‐じょうどうしょうがい【季節性情動障害】
⇒エス‐エー‐ディー(SAD)
きせつ‐ちょうせい【季節調整】
月次または四半期ごとの統計指標において、天候や社会習慣などによる季節的な要因の影響を排除するため、元の数値に加える統計上の処理のこと。天候や気温、月間営業日数の違い、決算期やボーナス月特有の動き...
きせつない‐へんどう【季節内変動】
季節変化よりも短く、10日程度より長い周期を示す大気の変動。赤道域におけるマッデンジュリアン振動が知られる。
きせつのきおく【季節の記憶】
保坂和志の小説。鎌倉を舞台に父と息子の日常を描く。平成8年(1996)刊行。翌平成9年(1997)、第33回谷崎潤一郎賞受賞。平成11年(1999)には、続編「もうひとつの季節」を刊行。
きせつ‐はずれ【季節外れ】
その季節にふさわしい状態から外れていること。「—の雪」
きせつ‐ひん【季節品】
1年のうち、ある季節に限って売り出される品物。
きせつ‐びょう【季節病】
季節の変化に伴って周期的に悪化したり多発したりする病気。神経痛・リウマチなどの慢性病や、春先に多い喘息(ぜんそく)、夏の食中毒など。