レイノルズ‐げんしょう【レイノルズ現象】
ぬれた砂などに力を加えると、粒子間に水が吸い込まれて固くなる現象。英国の物理学者・工学者レイノルズ(O.Reynolds[1842〜1912])が発見。ダイラタンシー。
レイノルズ‐すう【レイノルズ数】
流体力学において、粘性をもつ流体のふるまいを特徴づける値。典型的な流速U、流体中の物体の大きさL、粘性率η、密度ρを用いると、無次元量の数R=ρUL/ηが導かれる。このRをレイノルズ数といい、R...
れいやしゅう【怜野集】
江戸後期の歌集。12巻。清原雄風編。文化3年(1806)刊。万葉集および勅撰集などから集めた秀歌約1万5000首を、四季・恋・雑に類題して収録したもの。初学者に広く活用された。類題怜野集。
レイリー‐さんらん【レイリー散乱】
光の波長より十分小さな微粒子による光の散乱をさす。散乱過程で、ほとんど波長は変化しない。英国の物理学者レイリーの名にちなむ。
れきし‐か【歴史家】
歴史を専門に研究する学者。また、歴史に通じている人。史家。
レックリングハウゼン‐びょう【レックリングハウゼン病】
《von Recklinghausen's disease》母斑(ぼはん)症の一種で、外胚葉系の発生異常。全身の皮膚および末梢(まっしょう)神経系に多発する神経線維腫(しゅ)と、淡褐色の母斑(カ...
れっ‐し【列氏】
《「列」はフランスの物理学者レオミュール(R.A.F.Réaumur)の中国語表記から》「列氏温度」の略。
レッペ‐はんのう【レッペ反応】
アセチレンを特殊装置や触媒などを使って高圧下で反応させ、種々の有用な化合物を合成する一連の反応。合成樹脂・合成ゴム・合成繊維などの原料製造に重要。1930年代にドイツの化学者レッペ(Walter...
レビン【Kurt Lewin】
[1890〜1947]ドイツの心理学者。ゲシュタルト心理学派の一人として情緒や動機について研究後、1935年渡米。場の理論を主張して実験的社会心理学に進み、グループダイナミックスなどの研究を行っ...
レビー【Frederic Lewy】
[1885〜1950]ドイツ・米国の神経学者。ベルリンで生まれ、フンボルト大学で医学博士号を取得。ミュンヘン王立精神病院でアロイス・アルツハイマーの研究室に勤務。1912年、後にレビー小体と命名...