せっけい‐しゅぎ【設計主義】
《オーストリアの経済学者ハイエクの造語》資源の分配、市場の需給の調整に政府は積極的に介入し、規制する必要があるという考え方。⇔市場主義。
セマンティック‐ウェブ【semantic web】
ウェブページに記述された内容が何を意味するかについて、メタデータとしてXMLなどに付加することで、コンピューターが自律的に精度の高い検索や情報収集を行えるようにする技術。英国の科学者ティム=バー...
セマンティックディファレンシャル‐ほう【セマンティックディファレンシャル法】
《semantic differential method》図形や、大小・冷熱などの対(つい)形容詞を、通常七段階に評価させて、行動の情意的意味を客観的に測定する方法。心理学者オズグッドが開発・...
せんけいさようそろん【線形作用素論】
《(ポーランド)Teoria operacji liniowych/(フランス)Théorie des opérations linéaires》ポーランドの数学者バナッハの著作。1931年にポ...
せんげんひとつ【宣言一つ】
有島武郎による評論。大正11年(1922)発表。プロレタリア文学の立役者たる第四階級者と、自らの立ち位置の違いに起因する、文学者としての苦悩を吐露したもの。当時の文壇に論争を巻き起こした。この論...
せんそうゲームろんそう【戦争・ゲーム・論争】
《原題、Fights, Games, and Debates》米国の数学者・心理学者、ラパポートの著作。1960年発表。ゲーム理論を応用した平和研究論文。
セントラル‐ドグマ【central dogma】
分子遺伝学の基本原理。1958年に英国の分子生物学者クリックが提唱。DNA分子のもつ遺伝情報がRNA分子を介してたんぱく質分子に一方向に伝えられるという説。中心教義。中心命題。中心ドグマ。分子生...
セービン‐の‐しき【セービンの式】
室内や音楽ホールなどの残響時間を求める経験的な式。音場の容積V立方メートル、表面積S平方メートル、壁の平均吸音率αの場合、残響時間Tはセービンの式、T=0.161V/Sαで表される。容積に比例し...
セービン‐ワクチン【Sabin vaccine】
急性灰白髄炎(小児麻痺(まひ))の予防接種ワクチン。生ワクチンであり、シロップ状にして内服できる。ロシア生まれの米国の細菌学者セービン(Sabin)が開発。
ぜい‐りん【説林】
多数の学者の説を収録した書。