ねつのかいせきてきりろん【熱の解析的理論】
《原題、(フランス)Théorie analytique de la chaleur》フランスの数学者・物理学者フーリエの著した物理学書。1822年刊。フーリエ級数やフーリエ変換など、熱伝導を取...
ねつのどうりょくについてのこうさつ【熱の動力についての考察】
《原題、(フランス)Réflexions sur la puissance motrice du feu et sur les machines propres à développer cet...
ネバンリンナ‐しょう【ネバンリンナ賞】
《Nevanlinna prize》情報科学の分野ですぐれた業績をあげた人に与えられる賞。1982年からフィールズ賞の授賞式と同時に授与が行われている。フィンランドの数学者ネバンリンナの遺志によ...
ネフスキー【Nikolay Aleksandrovich Nevskiy】
[1892〜1945]ソ連の東洋学者。日本へ留学し、柳田国男や折口信夫などと親交を結ぶかたわら、東北・沖縄の民族、アイヌ語、宮古島方言、西夏語などの研究に成果をあげた。帰国後の1937年、粛清に...
ネルンスト‐の‐ねつていり【ネルンストの熱定理】
絶対温度が零となる極限において、エントロピーも零となるという定理。熱力学第3法則と同義。有限回の操作によって絶対零度に到達できないことが、多数の実験から帰納的に導かれた。1906年、ドイツの物理...
ネーピア‐すう【ネーピア数】
自然対数の底。記号eで表され、e=2.7182818…という超越数となる。名称は英国の数学者ネーピアに由来する。ネイピア数。
ネール‐おんど【ネール温度】
反磁性体で反磁性から常磁性への移行を生じる温度。フランスの物理学者L=ネールが理論的に解明。1970年、ネールは同業績を含む磁性の研究でノーベル物理学賞を受賞。ネール点。
ノイマンがた‐コンピューター【ノイマン型コンピューター】
米国の数学者ノイマンが考案した方法を用いるコンピューター。記憶装置に内蔵したプログラムに従って順次演算を行うもの。現在ほとんどのコンピューターがこれに属する。ノイマン型計算機。フォンノイマン型コ...
ノイマン‐こうか【ノイマン効果】
モンロー効果が生じるように火薬の内側に成形した漏斗状のくぼみに、金属の内張りを付けることで得られる効果。起爆すると衝撃波で金属が流動性を持ち、超高速で噴出し、高い穿孔(せんこう)力を発揮する。1...
のう【能】
英文学者・能楽研究家の野上豊一郎による評論。副題は「研究と発見」。昭和5年(1930)刊。