たく‐べん【宅弁】
《「タク弁」とも書く》自宅に事務所を置いて営業を行う弁護士。→いそ弁 →軒(のき)弁 →携帯弁 →町弁
たくま‐は【宅磨派/詫磨派/託間派】
絵仏師の一派。宅磨為遠(たくまためとお)を祖とし、鎌倉時代には京都中心の長男勝賀(しょうが)の系統と、鎌倉中心の三男為久の系統とが活躍。宋画の様式を取り入れて仏画に新生面を開いた。東寺所蔵「十二...
たく‐りょう【宅料】
1 借家料。家賃。 2 住宅費として役所または会社などから在職者に給与される金銭。住宅手当。
たく‐ろう【宅浪】
《「自宅浪人」の略》予備校に通わず自宅で受験勉強をするなどして、次の機会の準備をすること。また、その人。
たく‐ろく【宅録】
[名](スル)《「自宅録音」の略》演奏や歌唱などを、専用のスタジオを使用せず、自宅に機材を揃えて録音すること。
たっきゅう‐びん【宅急便】
宅配便の商標名。→宅配便
たっけんぎょう‐ほう【宅建業法】
「宅地建物取引業法」の略。
や‐か【宅】
《「屋処(やか)」の意》家。家宅。「—の辰巳(たつみ)の隅のくづれ、いとあやふし」〈源・東屋〉
やか‐つ‐かみ【宅つ神】
《「つ」は「の」の意の格助詞》家を守護するという神。また、かまどの神。「山がつの垣根にいはふ—卯(う)の花咲ける岡に見えるかも」〈木工権頭為忠百首〉
やか‐べ【家部/宅部】
上代、豪族諸氏の私有民。律令時代の家人(けにん)の前身とする説もある。「民部(かきべ)—らの事を宣ふ」〈天智紀〉