パラレル‐ワールド【parallel world】
観察者がいる世界から、過去のある時点で分岐して併存するとされる世界。並行世界。並行宇宙。→多世界解釈
パンスペルミア‐せつ【パンスペルミア説】
地球上の最初の生命は宇宙からもたらされたという仮説。スウェーデンの物理化学者スバンテ=アレニウスが、他の天体で発生した微生物の胞子のようなものが、隕石や彗星に付着して地上に飛来したという説を唱え...
パーカー‐ソーラープローブ【Parker Solar Probe】
NASA(米航空宇宙局)とジョンホプキンス大学が開発した太陽観測衛星。旧称ソーラープローブプラス。2018年に打ち上げられた。離心率が大きい周回軌道で太陽に接近し、太陽の磁場の構造やコロナと太陽...
パーキング‐きどう【パーキング軌道】
人工衛星を静止軌道に乗せたり、宇宙探査機を地球の重力圏外に向かわせたりする前に使われる円軌道。高度約200キロメートル。静止衛星の場合、通常、一周する前の適切なタイミングで打ち上げロケットエンジ...
ひさき
平成25年(2013)9月にJAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)がイプシロンロケットで打ち上げた、惑星分光観測衛星SPRINT-A(スプリントエー)の愛称。世界初の惑星観測専用の宇宙望遠...
ひしょう‐たい【飛翔体】
高空を飛翔する人工物。宇宙ロケットや弾道ミサイルなど。 [補説]宇宙ロケットと弾道ミサイルは構造がほぼ同じのため、情報が公開されていない飛翔体について外部から判断することは非常に困難となる。19...
ヒッグス‐りゅうし【ヒッグス粒子】
《Higgs particle》素粒子に質量を与える役割を担う素粒子。素粒子物理学の標準模型、特にワインバーグサラム理論の中でその存在が予言され、長年にわたり探索が続けられたが、2012年7月に...
ヒッパルコス【Hipparcos】
《high precision parallax collecting satellite》1989年にESA(欧州宇宙機関)が打ち上げた世界初の位置天文観測衛星。三角測量と同じく年周視差を利用...
ひてん
平成2年(1990)1月に打ち上げられた工学実験衛星MUSES-A(ミューゼスエー)の愛称。名称は空中を舞う天人、飛天にちなむ。宇宙科学研究所(現JAXA(ジャクサ))が開発。衛星の制御、月のス...
ひとみ
平成28年(2016)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-H(アストロエッチ)の愛称。JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)が中心となり、すざくの後継として開発。従来より10倍以上...