うつのみや‐そうどう【宇都宮騒動】
元和8年(1622)宇都宮城主本多正純(ほんだまさずみ)が、幕府の許可なく本丸の石垣を修築したことなどを理由に領地を没収された事件。徳川秀忠殺害を企てた宇都宮城内の釣り天井が発覚したためというう...
うつのみや‐だいがく【宇都宮大学】
宇都宮市にある国立大学法人。宇都宮農林専門学校・栃木師範学校・栃木青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。また昭和39年(1964)宇都宮工業短期大学を母体に工学部を、平...
うつのみや‐どうぶつえん【宇都宮動物園】
栃木県宇都宮市にある動物園。昭和56年(1981)開園。敷地内には遊園地のほか、プールも併設している。
うつのや‐とうげ【宇津ノ谷峠】
静岡市、宇津の山の峠。東海道の丸子(まりこ)と岡部宿との間に位置し、難所として知られた。伊勢物語や黙阿弥の「蔦紅葉(つたもみじ)宇都谷峠」で有名。
うつ‐の‐やま【宇津の山】
静岡市宇津ノ谷と藤枝市岡部町岡部とにまたがる山。南側に宇津ノ谷峠がある。[歌枕]「—うつつかなしき道絶えて夢に都の人は忘れず」〈秋篠月清集〉
うつほものがたり【宇津保物語】
《「うつぼものがたり」とも》平安中期の物語。20巻。作者未詳。源順(みなもとのしたごう)とする説もある。村上天皇のころから円融天皇のころに成立か。4代にわたる琴(きん)の名人一家の繁栄と、多くの...
うづ‐みね【宇津峰】
《「雲水峰」とも書く》福島県中部にある山。標高677メートル。阿武隈高地の独立峰。南北朝時代、切り立った険しい地形を利用して山城が築かれ、南朝方の拠点となった。城跡は国の史跡に指定されている。
うと【宇土】
熊本県中部の市。宇土半島の基部にあり、ノリなどの養殖が行われる。天正年間(1573〜1592)に小西行長の城下町として発展。江戸時代につくられた上水道があり、その轟(とどろき)水源は豊富な湧水(...
うと‐し【宇土市】
⇒宇土
うと‐はんとう【宇土半島】
熊本県中部から天草諸島に向けて突き出す長さ約18キロメートルの半島。北部は島原湾、南部は八代海に面する。