スンコロク
《タイの窯場の名スワンカロークから》タイ国で14世紀以降焼かれた陶器。桃山時代から江戸初期にかけて日本に舶載され、茶人が香合として珍重した。のち、タイ産の陶磁器の総称ともなった。 [補説]「宋胡...
そう【宋】
中国の国名。 春秋時代の列国の一。周公旦が、殷(いん)の紂王(ちゅうおう)の異母兄、微子啓を封じた国。都は商丘(河南省)。前286年に斉・楚・魏(ぎ)の三国に滅ぼされた。 南北朝時代の南朝最...
そう【宋】
[人名用漢字] [音]ソウ(漢) 中国の国名、また、王朝名。「宋音・宋学・宋朝体/南宋・入宋(にっそう)・北宋」 [名のり]おき・くに
そう‐あかえ【宋赤絵】
中国、宋代(金代)に作られた上絵付け陶器。化粧掛けした素地(きじ)に透明な釉(うわぐすり)をかけ、その上から赤・緑・黄などの顔料で花鳥などを描いたもので、赤絵の先駆をなす。
そう‐おん【宋音】
日本における漢字音の一。平安中期から鎌倉時代にかけて日本に伝えられた、宋・元時代の中国語の発音に基づくもの。従来、唐音(とうおん)とされていたものの一部で、主に禅僧によって伝えられ、禅宗関係の語...
そうかいよう【宋会要】
中国、宋代の政治・経済・社会制度の沿革を類別し、集大成した書。宋の宋綬らの奉勅撰。現行の「徐輯本宋会要稿」は、清の徐松が「永楽大典」収録分を編集したもの。
そう‐がく【宋学】
中国宋代の学者の唱えた学問の総称。特に周敦頤(しゅうとんい)に始まり、程顥(ていこう)・程頤(ていい)が究め、朱熹(しゅき)に至って大成された新しい儒教哲学をさし、狭義には朱子学をさす。経書の訓...
そう‐きょう【宋鏡】
中国、宋代の鏡。漢鏡・唐鏡に比べて簡素であるが、実用的。
そうげん‐が【宋元画】
中国、北宋・南宋および元代の絵画。日本では、特に桃山時代以前に舶来したものをいう。
そうし【宋史】
中国の二十四史の一。宋の歴史を記したもの。元の脱脱らが勅命によって撰。1345年完成。本紀47巻・志162巻・表32巻・列伝255巻の全496巻。