しゅうもんあらため‐ちょう【宗門改帳】
⇒宗門人別帳
しゅうもんあらため‐やく【宗門改役】
江戸幕府の職名。宗門改のことをつかさどった。宗旨改役。宗門改。
しゅうもん‐うけあい【宗門請合】
江戸時代、檀那寺で当人がキリスト教徒でもそのほか禁制の宗派の信者でもないことを証明したこと。
しゅうもんにんべつ‐ちょう【宗門人別帳】
江戸時代、宗門改に基づいて作成された帳簿。同時に戸籍簿としての役割も果たした。宗旨人別帳。
しゅう‐ろん【宗論】
1 宗門の教義に関する論議。 2 宗派の間で、その真偽・優劣を争う論争。 [補説]狂言の曲名別項。→宗論
しゅうろん【宗論】
狂言。浄土宗と法華宗の僧が相手の宗旨をけなし、自分の宗旨を褒めて言い争ううちに、互いの念仏と題目を取り違えてしまう。
そう【宗】
1 根本とするもの。おおもと。「好んで超邁(ちょうまい)を—として」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 祖先のうちで有徳の人。
そう【宗】
⇒しゅう
そう‐か【宗家】
「そうけ(宗家)」に同じ。「—の隆替は只此一挙にある事ゆえ」〈染崎延房・近世紀聞〉
そう‐け【宗家】
一門・一族の中心となる家柄。特に、芸道などで正統を伝えてきた家。また、その家の当主。家元。そうか。「茶の湯の—」