なんばん‐しゅう【南蛮宗】
室町末期から江戸初期にかけて、ポルトガル・スペインなどの宣教師により伝えられたキリスト教の称。天主教。キリシタン宗。→キリシタン
にちれん‐しゅう【日蓮宗】
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし、南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。の...
にちれん‐しょうしゅう【日蓮正宗】
日蓮宗の一派。日興を派祖とし、本山は静岡県富士宮市にある大石寺(たいせきじ)。
ねはん‐しゅう【涅槃宗】
大般涅槃経を所依とする宗派。中国、南北朝の梁代に盛んに行われた。中国十三宗の一。
ねんぶつ‐しゅう【念仏宗】
念仏によって極楽浄土に往生することを求める宗派。浄土宗・浄土真宗・時宗(じしゅう)など。
はっ‐しゅう【八宗】
日本に伝来した仏教の八つの宗派。南都六宗の倶舎(くしゃ)宗・成実(じょうじつ)宗・律宗・法相(ほっそう)宗・三論宗・華厳宗および平安二宗の天台宗・真言宗の称。八家。
バテレン‐しゅう【伴天連宗】
キリスト教の俗称。
ひ‐しゅう【秘宗】
真言宗の異称。
ふけ‐しゅう【普化宗】
禅宗の一派。唐の普化が開祖。建長年間(1249〜1256)に伝来。江戸時代に栄え、宗徒は虚無僧(こむそう)と称して尺八を奏し、諸国を遍歴修行。下総小金の一月寺と武蔵青梅の鈴法寺を本山とした。明治...
ぶっしん‐しゅう【仏心宗】
禅宗の異称。文字などによらず、ただちに仏心を悟ることを教える宗門の意。