ていげん‐てき【定言的】
[形動]論理学で、ある判断を無条件に立言するさま。断言的。
ていげんてき‐さんだんろんぽう【定言的三段論法】
《categorical syllogism》論理学で、三段論法の一。大前提および小前提が定言的判断となる。例えば、「すべての人間は死ぬ」「ソクラテスは人間である」故に「ソクラテスは死ぬ」の類。
ていげんてき‐はんだん【定言的判断】
《categorical judgement》論理学で、主語と述語との一定の関係を無条件的に立言する判断。「sはpである」「sはpでない」という形式をとる。定言判断。断言的判断。→仮言的判断 →...
ていげんてき‐めいれい【定言的命令】
《(ドイツ)Kategorischer Imperativ》カントの道徳哲学で、行為の目的や結果にかかわりなく、それ自体で善なるものとして普遍的に妥当する行為そのものを絶対的、無条件的に命令する...
てい‐こう【定稿】
それ以上訂正・補足などの必要のない完成した原稿。
ていこう‐しんか【定向進化】
生物の進化は一定の方向性をもっているという考え。化石を年代順に並べると形態に一定の方向に変化がみられることから考え出されたもの。
てい‐こく【定刻】
決められた時刻。一定の時刻。定時。「バスは—に発車する」
てい‐さく【定朔】
太陰暦で、朔(新月)が月の1日目になるように大の月(30日ある月)と小の月(29日)とを組み合わせていく暦法。→平朔(へいさく)
ていさく‐こくろう【定策国老】
《「定策」は臣下が天子を擁立する意》朝廷内の権力を握り天子の廃立を左右した、中国唐朝末期の宦官(かんがん)のこと。
ていざい‐は【定在波】
⇒定常波