くどく‐ぞう【功徳蔵】
仏語。 1 功徳を多く積んだことを蔵にたとえていう語。功徳の宝蔵。 2 阿弥陀仏の別称。 3 阿弥陀経で説く、自力回向(えこう)の念仏のこと。
くに‐つ‐つみ【国つ罪】
1 地上で犯した罪。国の人々の犯した罪。→天(あま)つ罪「ここだくの罪を天つ罪と法(の)り別けて、—と」〈祝詞・六月晦大祓〉 2 国法を犯した罪。「神宝(かんだから)を盗みとりしは例(ためし)な...
くび‐かざり【首飾り/頸飾り】
宝石・貴金属などをつないだ、首にかける装飾品。ネックレス。
くま‐で【熊手】
1 長い柄の先に、竹製の、熊の手のように曲がったつめ状のものを扇形につけた道具。落ち葉や穀物などをかき集めるのに用いる。くまでぼうき。 2 1に宝船・大判・小判・千両箱・おかめの面などを飾りつけ...
くまの‐ごおう【熊野牛王】
熊野三社から出す護符。75羽の烏の絵を図案化して「熊野牛王宝印」と記したもの。烏は昔から熊野の神使といわれ、中世以降は起請文(きしょうもん)を書く料紙としても用いられた。牛王。牛王宝印。
くもきり‐まる【蜘蛛切丸】
源氏累代の宝刀。源頼光が土蛛蜘(つちぐも)の精を切ってからこの名がついた。
く‐よう【供養】
[名](スル)《(梵)pūjanāの訳。「きょうよう」とも》 1 死者の冥福を祈って法会を営むこと。また、開眼供養・鐘供養・経供養など寺院の仏教行事をもいう。供養会(くようえ)。「先祖の—をする...
くよう‐ほう【供養法】
仏語。 1 密教で、仏・菩薩(ぼさつ)・天部などの諸尊や経を供養するためにする行法(ぎょうほう)。また、その仕方を記したもの。 2 三宝・父母・師長・死者などに対して行う供養の法式。
くらま‐でら【鞍馬寺】
京都市左京区鞍馬本町にある寺。鞍馬弘教(こうきょう)の本山。もと天台宗。山号は松尾山。開創は宝亀元年(770)、開山は鑑真(がんじん)の弟子鑑禎と伝える。平安京北方鎮護の寺として、のちに融通念仏...
くり‐かた【刳り形/繰(り)形】
1 用材にくってあけた穴。衝重(ついがさね)・三宝(さんぼう)などの下にあけた穴。山形・丸形・州浜(すはま)形などがある。 2 建物・家具・器物などの装飾で、部材をくって曲面にした部分。