く‐りん【九輪】
寺の塔の頂上部、露盤上の柱にある九つの輪装飾。相輪の一部で、傘蓋(さんがい)の数が増して変形したもの。俗に相輪ともいう。宝輪。空輪。
くるまひきさつじんじけん【車引殺人事件】
戸板康二の短編推理小説。昭和33年(1958)、「宝石」誌に掲載された、著者の小説家としてのデビュー作。名探偵、中村雅楽が活躍するシリーズ作品のひとつ。
くわがた‐いし【鍬形石】
古墳時代の腕飾り。碧玉(へきぎょく)製で、鍬の刃の形に似る。権威の象徴あるいは宝器と推定され、西日本の古墳にみられる。
くん‐しょう【勲章】
1 国家や公共に対する勲功・功労を表彰して国から授けられる記章。日本では大勲位菊花章・桐花大綬章・旭日(きょくじつ)章・瑞宝章・宝冠章などの種類があり、大勲位菊花章には大勲位菊花章頸飾(けいしょ...
クンツァイト【kunzite】
リチア輝石のうち、透明な紫色または桃色で宝石となるもの。名は、米国の宝石学者クンツにちなむ。
ぐじょう【郡上】
岐阜県中部にある市。長良川(ながらがわ)上流域の八幡(はちまん)町、大和(やまと)町、白鳥(しろとり)町、高鷲(たかす)村、美並(みなみ)村、明宝(めいほう)村、和良(わら)村が平成16年(20...
ぐ‐そく【具足】
[名](スル) 1 不足なく十分に備わっていること。「円満—」「主格客格の—した本式の文句」〈柳田・国語の将来〉 2 武具。甲冑(かっちゅう)。特に、「当世(とうせい)具足」の略。 3 所有する...
グランド‐バザール【Grand Bazaar】
トルコ北西部の都市イスタンブールの旧市街、ベヤズット地区にある伝統的な商業地区の通称。トルコ語でカパルチャルシュ(屋根付き市場の意)と呼ばれる。中東最大級の屋内市場として有名。15世紀半ば、オス...
グリーンしゃのこども【グリーン車の子供】
戸板康二の短編推理小説。昭和50年(1975)、「小説宝石」誌に掲載。翌昭和51年(1976)の第29回日本推理作家協会賞短編部門賞受賞。
グーギャップ‐しぜんほごく【グーギャップ自然保護区】
《Goegap Nature Reserve》南アフリカ共和国北西部、北ケープ州にある自然保護区。ナマクアランド最大の町スプリングボックの東郊に位置する。600種類もの花が見られる野草の宝庫とし...