でんしんごんいんりょうかいまんだら【伝真言院両界曼荼羅】
写真家、石元泰博による写真集。京都の東寺の寺宝で、昭和48年(1973)に撮影された同名の仏教美術品(国宝)の写真集。昭和52年(1977)刊行。書籍の正称は「教王護国寺蔵 伝真言院両界曼荼羅」...
でんじゅ‐もの【伝授物】
1 「伝授事1」に同じ。 2 後の代に伝える大切な宝物。
とう【塔】
[常用漢字] [音]トウ(タフ)(呉)(漢) 1 仏骨を収めて祭る建造物。「経塔・石塔・堂塔・仏塔・宝塔・卵塔」 2 層を重ねた高い建物。「尖塔(せんとう)・鉄塔・砲塔」 [難読]卒塔婆(そとば...
とうか‐だいじゅしょう【桐花大綬章】
大勲位菊花大綬章の下位、旭日大綬章(旭日章の最高位)・瑞宝大綬章(瑞宝章の最高位)の上位にあたる勲章。制定時は旭日章の最上位として位置づけられていたが、平成15年(2003)より単独の章として独...
とうきょう‐こくりつはくぶつかん【東京国立博物館】
東京都台東区上野公園にある博物館。明治5年(1872)湯島聖堂を博物館として博覧会を開催したことに始まり、明治15年(1882)現在地に開館。その後、帝国博物館、帝室博物館と改称、昭和22年(1...
とうざん‐は【当山派】
修験道の一派。真言宗の僧聖宝(しょうぼう)を祖とし、京都宇治醍醐寺(だいごじ)三宝院を本山とする。→本山派
とう‐しゃく【唐尺】
中国、唐代に用いられた尺。大尺(約30センチ)と小尺(約24.6センチ)の2種がある。日本では、大宝・養老令で採用、大尺は田地などの測量用として、小尺はその他の測定用として、広く用いられた。
とうしょう‐ぐう【東照宮】
徳川家康を祭る神社。初めは東照社と称された。家康は初め久能山に葬られたが、日光に社殿が営まれ東照大権現として奉斎。正保2年(1645)宮号を授けられると、全国の社も東照宮と改称した。
栃木県...
とうしょうだい‐じ【唐招提寺】
奈良市にある律宗の総本山。開創は天平宝字3年(759)、鑑真(がんじん)の開山で、ここに戒壇を設け律宗の根本道場とした。金堂、平城宮の朝集殿を移築した講堂、経蔵・宝蔵などは奈良時代の建物で国宝。...
とうじ‐ひゃくごうもんじょ【東寺百合文書】
東寺(教王護国寺)に伝わる文書群。平安時代から江戸時代初期までの仏事や寺院経営などに関するさまざまな文書で、数は2万通を越える。名称は、加賀藩主前田綱紀が文書を収めるために百の桐箱を寄進したこと...