ごうたい‐ふりこ【剛体振(り)子】
⇒実体振り子
ごく‐み【極微】
《(梵)paramāṇuの訳》仏語。物質を最も微細なところまで分割した最小の実体。
ご‐けん【五見】
仏語。仏教で批判される五つの誤った見解。実体的自我があるとする我見(がけん)と一切のものが我に属するとする我所見(がしょけん)を合わせた有身見(うしんけん)、自我は断絶するあるいは死後も常住であ...
さいぼうせい‐ねんきん【細胞性粘菌】
アメーバ運動する動物的な相と胞子を形成する子実体を、その生活環にもつ菌類。タマホコリカビ類とアクラシア類が知られる。
さくらあさ‐の【桜麻の】
[枕]「桜麻」の実体は未詳。「をふ(苧生・麻生)」にかかる。「—苧生の浦波」〈新古今・雑上〉
さ‐ね【実/核】
《「真(さ)根(ね)」の意》 1 果実の中心にある堅い部分。種。 2 板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起。 3 陰核。 4 障子や壁の下地となる骨組み。壁下地。 5 根本...
サブスタンシャル【substantial】
[形動] 1 現実的なさま。実体があるさま。「—な成果」 2 量や大きさなどが十分にあるさま。たっぷりしているさま。
サブスタンス【substance】
1 本質。内容。 2 実体。本体。
さん‐しょう【三性】
仏語。 1 人の性の3種。善性、悪性、および善でも悪でもない中性の無記(むき)性。 2 一切の存在の本性や状態のあり方を、有無・仮実などを基準として3種に分けたもの。実体のない存在を実体と誤認す...
さん‐だい【三大】
仏語。体大・相大・用大(ゆうだい)の称。人間の心の本体・すがた(相)・作用が、本来は広大無辺であることをいう。大乗起信論は、心の実体である真如を体大、その真如が無量の徳を備えることを相大、真如が...