あい‐きゃく【相客】
1 同じ場所で、たまたまそこに来合わせた客。 2 旅館などで、他の客と相部屋になること。また、その客どうし。
商人(あきんど)は腹(はら)を売(う)り客(きゃく)は下(した)より這(は)う
売買にあたって、商人は最初の言い値からだんだんに下げていくが、客は最初安い値を言っても、だんだんに値を上げられて買うのがならわしである。
あやしいらいきゃくぼ【怪しい来客簿】
色川武大の短編連作集。戦中・戦後の混乱期を生きる人々を描く。昭和52年(1977)刊。
い‐かく【異客】
⇒いきゃく(異客)
い‐きゃく【異客】
1 主賓以外の客。 2 故郷を離れて暮らす人。また、旅する人。いかく。 3 《「違格(いきゃく)」との混同から》好ましくない客。招かれざる客。「—も交り行き通ふ」〈浄・油地獄〉
いち‐きゃく【一客】
いちばんのなじみ客。いっきゃく。「秋田の—を見すまして、昼夜御機嫌(きげん)を取りて」〈浮・一代女・五〉
いちじじょうりく‐きゃく【一時上陸客】
日本を経由して他の国や地域へ向かう途中、寄港地上陸の許可を受けて、一時的に日本に入国した外国人通過客。→通過上陸
いっ‐きゃく【一客】
1 一人の客。 2 食器など、一人分の道具。 3 ⇒いちきゃく(一客)
いっきゃく‐いってい【一客一亭】
茶の湯で、一人の客と亭主だけの茶事。
いっぱんかしきりりょかくじどうしゃ‐うんそうじぎょう【一般貸切旅客自動車運送事業】
道路運送法に規定される一般旅客自動車運送事業のうち、一つの契約で、乗車定員11人以上の自動車を貸し切って旅客を運ぶものをいう。観光バスやツアーバスなどがこれにあたる。