おしこみ‐つうふう【押(し)込み通風】
1 炉やボイラーなどで、燃料の燃焼に必要な空気を強制的に送り込む装置。蒸気の圧力などを利用して行う。 2 室内の換気のため、外気を人工的に送り込む装置。送風機・扇風機などを利用。強圧通風。
おし・ゆ【教ゆ】
[動ヤ下二]《「おし(教)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「教ゆる」となる例が多い》「教える」に同じ。「タダ道理ノ推ストコロヲ人ニ—・ユルバカリデゴザル」〈天草本伊曽保・イソ...
お‐すえ【御末】
1 内裏、または室町時代の将軍家で、諸臣との応対に用いられた奥向きの一室。また、そこに詰めた者。 2 江戸時代、将軍家または大名家で、水仕(みずし)・雑役などに従事した下級の侍女。また、その詰め...
おすえ‐しゅう【御末衆】
室町時代、幕府で雑役・宿直などを務めた下級の武士。御半下衆(おはしたしゅう)。
お‐すみつき【御墨付き】
1 室町・江戸時代、幕府や大名から、後日の証拠として臣下に与えた花押(かおう)のある文書。 2 権力・権威のある人の与える保証。「公認の—をもらう」
おちいし‐みさき【落石岬】
北海道東部、根室市にある岬。根室半島の付け根に当たり、太平洋に面している。周囲に40メートル近い海食崖(がい)がある。
お‐つぎ【御次】
1 順番の次のこと、また次の人を敬っていう語。「—の方、お入りください」 2 貴人の居室の次の間。また、そこに控える奥女中。 3 他家の女中の敬称。
お‐つぼね【御局】
1 宮中で、局(個室)を与えられた女官の敬称。 2 江戸時代、将軍家・大名家で局を与えられた奥女中の敬称。また、その奥女中を取り締まった老女の敬称。 3 ⇒局女郎(つぼねじょろう)
おとぎ‐しゅう【御伽衆】
室町末期以後、将軍・大名のそばにいて話し相手や書物の講釈などをした人。御伽坊主。
おとぎ‐ぞうし【御伽草子】
室町時代から江戸初期にかけて作られた短編物語の総称。平安時代の物語文学から仮名草子に続くもので、空想的・教訓的な童話風の作品が多い。また、特に江戸中期、享保(1716〜1736)のころ、大坂の渋...