はい‐すう【拝趨】
[名](スル)出向くことをへりくだっていう語。急ぎおうかがいすること。参上。「綺羅をかざりて宮廷に—するなどということの」〈露伴・連環記〉
バイロイト【Bayreuth】
ドイツ中南部、バイエルン州の都市。17世紀に宮廷都市として発展。ヨーロッパを代表するバロック劇場のバイロイト辺境伯歌劇場がある。また、ワグナーの設立したバイロイト祝祭劇場では、毎夏に音楽祭が開催...
ばらものがたり【薔薇物語】
《原題、(フランス)Roman de la Rose》中世フランスの教訓寓意詩。ギョーム=ド=ロリスによって1225〜1240年に書かれた第一部は宮廷趣味の恋愛作法を幻想的に描き、ジャン=ド=マ...
バリャドリード【Valladolid】
スペイン中北部、カスティーリャ‐レオン州の都市。同州の州都。ドゥエロ川と支流ピスエルガ川との合流点近くに位置する。古くから交通の要衝であり、農産物の集散地および工業都市として発展。一時期、カステ...
バレエ【(フランス)ballet】
西洋の舞踊形式の一。通常、歌詞のない音楽を伴奏に、踊りや身振りによって感情や意思を表現し、劇を進行させる舞踊劇。ルネサンス期のイタリアに起こり、16、17世紀のフランス宮廷で発達。ロマンチックバ...
ばん‐じょう【番匠】
《「ばんしょう」とも》 1 古代、大和や飛騨などの国から交代で朝廷に仕え、木工寮(もくりょう)に属して宮廷の建築に従事した職人。 2 木造の建物をつくる職人。大工。
バーニャ‐バシ‐ジャーミヤ【Banya Bashi Dzhamiya/Баня баши джамия】
ブルガリアの首都ソフィアの中心部にあるイスラム寺院。オスマン帝国支配下の16世紀後半、宮廷建築家ミマール=スィナンの設計で建造。名称は共同浴場(バーニャ)が隣接していたことにちなむ。バーニャバシ...
ひな‐ぶり【鄙振り/夷曲/夷振り】
1 田舎めいていること。また、そのもの。 2 上代の歌謡の一。地方の歌が宮廷に取り入れられ、大歌になったもので、その歌詞から名づけられたものらしい。 3 狂歌のこと。「きさまも—の一首もよむじゃ...
びおう‐きゅう【未央宮】
中国、漢代に造られた宮殿。高祖劉邦(りゅうほう)が長安の竜首山上に造営したもの。唐代には宮廷の内に入った。
ピッティ‐きゅうでん【ピッティ宮殿】
《Palazzo Pitti》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにあるルネサンス様式の宮殿。アルノ川左岸に位置し、ボーボリ庭園に隣接する。15世紀、銀行家ルカ=ピッティにより建設が始ま...