かずら‐いし【葛石】
社寺・宮殿などの基壇の上端の縁にある、縁石(へりいし)を兼ねる長方形の石。
カセレス【Cáceres】
スペイン西部、エストレマドゥーラ州の都市。14世紀頃から貿易の中継地点として栄えた。サンティアゴ‐デ‐コンポステラの巡礼路に位置する。城壁に囲まれた旧市街には、現在もサンタマリア大聖堂やカルバハ...
カゼルタ【Caserta】
イタリア南部、カンパニア州の都市。ナポリの北約30キロメートルに位置する。丘の上にある旧市街と平野部の新市街からなる。12世紀建造のカゼルタ大聖堂のほか、18世紀にブルボン王朝のカルロ3世により...
カゼルタ‐きゅうでん【カゼルタ宮殿】
《reggia di Caserta》ナポリの北約30キロメートルのカゼルタにある宮殿。18世紀半ばにブルボン王朝のカルロ3世が、建築家ルイジ=バンビテッリに命じて造営させた。宮殿は1200の...
カッラーラ【Carrara】
イタリア中部、トスカーナ州の都市。アプアーネアルプスの南麓に位置し、古代ローマ時代より大理石の産地として知られる。11世紀から14世紀にかけて建造されたカッラーラ大聖堂、16世紀のドゥカーレ宮殿...
かつお‐ぎ【鰹木】
神社・宮殿の、棟木の上に直角に並べた装飾の木。断面は円・角・五角形など。形がかつお節に似ているところからいう。
カドリオルク‐きゅうでん【カドリオルク宮殿】
《Kadrioru loss》エストニアの首都タリンのカドリオルク公園にある宮殿。北方戦争でバルト海東岸を獲得したロシア皇帝ピョートル1世が妃エカチェリーナのために夏の離宮を建造。ピョートル1世...
カドリオルク‐こうえん【カドリオルク公園】
《Kadrioru Park》エストニアの首都タリンにある公園。北方戦争でバルト海東岸を獲得したロシア皇帝ピョートル1世が妃エカチェリーナのために建造したカドリオルク宮殿や、1930年代の大統領...
カ‐ドーロ【Ca' d'Oro】
イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアの大運河(カナルグランデ)沿いにあるゴシック様式の館。ベネチアの貴族コンタリーニ家の館として15世紀に建造。かつて外壁に金箔が施されていたため「黄金の館(カ...
カナワット【Qanawat】
シリア南部の村。スウェイダーの北東約7キロメートルに位置する。新約聖書に登場するデカポリス(十都市連盟)の一つ、カナタがあった場所とされる。古代ローマ時代の教会、バシリカ、宮殿、神殿などの遺跡がある。