み‐ひらき【身開き】
身の潔白を証明すること。「折紙道具失(う)せたりと、家来は面々—に」〈浄・五枚羽子板〉
めし‐かか・える【召(し)抱える】
[動ア下一][文]めしかか・ふ[ハ下二]雇って家来にする。「高禄で—・える」
めし‐ぐ・す【召し具す】
[動サ変]目下の人や家来などを伴う。召し連れる。「頼もしくおぼえて—・して行くほどに」〈徒然・八七〉
めし‐だ・す【召(し)出す】
[動サ五(四)]貴人や主君が目下の人や家来を呼び出す。「お上に—・される」
めし‐つ・れる【召(し)連れる】
[動ラ下一][文]めしつ・る[ラ下二]目下の人や家来を一緒に連れていく。従える。「側近を—・れる」
もて‐つ・く【もて付く】
[動カ下二] 1 身に備える。「わが—・けたるをつつみなく言ひたるは」〈枕・一九五〉 2 気にかけてとりつくろう。装う。「装束、有様よりはじめて、目やすく—・けて」〈源・初音〉 3 欠けていると...
もん‐かく【門客】
1 食客。いそうろう。「—等を相率(ひき)ゐて、御迎への為に参向すべきの由」〈吾妻鏡・一〉 2 譜代の家臣でない家来。「汝等は一旦従ひつきたる—にあらず」〈盛衰記・三二〉
や‐つ‐こ【臣/奴】
《「家つ子」の意》 [名] 1 古代の最下級の隷属民。財物として売買・譲渡の対象となり、労働に使役された者。家族を構成することができなかった。奴婢(ぬひ)。「住吉(すみのえ)の小田を刈らす児—...
ろう【郎】
[常用漢字] [音]ロウ(ラウ)(呉)(漢) [訓]おとこ おのこ 1 中国の官名。「侍郎・尚書郎」 2 妻や恋人が夫や男を呼ぶ称。また、広く男子。「郎君/新郎・太郎・野郎・白面郎・遊冶郎(ゆう...