しょ‐ちゃく【庶嫡】
庶出子と嫡出子。妾腹(しょうふく)の子と正妻の子。また、家督をつぐ子とその他の実子。
せい【世】
[音]セイ(漢) セ(呉) [訓]よ [学習漢字]3年 〈セイ〉 1 家督を継いでから子に引き継がれるまでの期間。また、人の一代。「世子/終世・早世・隔世遺伝」 2 先祖代々。「世系」 3 一...
そう‐ぞく【相続】
[名](スル) 1 家督・地位などを受け継ぐこと。跡目を継ぐこと。「宗家を—する」 2 法律で、人が死亡した場合に、その者と一定の親族関係にある者が財産上の権利・義務を承継すること。現行民法では...
そうりょう‐のき【総領除き】
江戸時代、病弱または不身持ちを理由に、主君の許可を得て長男に家督を継がせないこと。廃嫡。
だい‐はじめ【代始め】
帝位・将軍職・家督などを継いだ始めの年。「我朝改元の例は—または革命、革令…等の事によれり」〈折たく柴の記・下〉
だて‐そうどう【伊達騒動】
江戸初期、仙台藩伊達家に起こったお家騒動。万治3年(1660)藩主伊達綱宗は不行跡のかどで幕府から隠居を命ぜられ、幼少の綱村が家督を相続。その後見役伊達兵部宗勝が家老原田甲斐宗輔らと宗家横領を企...
ちゃく‐し【嫡嗣】
1 嫡出の嗣子。正妻から生まれた子で家督を継ぐ人。てきし。 2 宗教・芸能などで、流派の正統を継ぐ人。てきし。
ちゃく‐し【嫡子】
1 家督を継ぐ者。普通は長男。また、一般的にその家を継ぐ人。てきし。 2 正妻の生んだ子。嫡出子(ちゃくしゅつし)。⇔庶子。
ちゃく‐そん【嫡孫】
嫡子とその正妻の間に生まれた男子。家督を継ぐ孫。てきそん。
ちゃく‐ちゃく【嫡嫡】
代々、一家の家督を受け継いでいること。また、その人や、そのような家柄。嫡流。「徳川の家には—の自分であると思うと」〈菊池寛・忠直卿行状記〉