きぶ・い
[形][文]きぶ・し[ク]《中世・近世上方語》 1 厳格である。「—・い人でよく清規を行はれたぞ」〈百丈清規抄・四〉 2 苛酷で容赦がない。「法が—・ければ」〈史記抄・李斯伝〉 3 がまんできな...
きま・る【決(ま)る/極まる】
[動ラ五(四)] 1 不確か・未決定であった物事が最終的にはっきりして、動かない状態になる。さだまる。決定する。「方針が—・る」「有罪と—・る」 2 変わらないで同じである。一定している。「毎朝...
きん‐しゅく【緊縮】
[名](スル) 1 しっかりと引き締めること。また、引き締まること。「肌の筋肉が寒い風に抵抗して、一時に—する様な」〈漱石・門〉 2 支出を切りつめること。「家計を—する」
賢者(けんじゃ)饑(ひだる)し伊達(だて)寒(さむ)し
《賢者は清貧のために食べ物にも事欠き、伊達者は見えを張って薄着をするので寒い思いをするという意から》世間並みでない行いをする人はつらい目にあうの意。
こごり‐ぶな【凝り鮒】
寒い時期に、煮ておいてこごらせたふな。《季 冬》
こ‐さむ・い【小寒い】
[形][文]こさむ・し[ク]少し寒い。うすら寒い。「—・くなって来たので浴衣を着かえようとすると」〈有島・或る女〉
こと‐さら【殊更】
[名・形動] 1 考えがあってわざとすること。また、そのさま。故意。「—な仕打ち」「—につらく当たる」 2 格別なさま。「衆議判の時、よろしき由沙汰ありて、後にも—に感じ仰せ下されける由」〈徒...
こと‐の‐ほか【殊の外】
[副] 1 予想と、かなり違っているさま。思いのほか。案外。意外。「—よい記録が出た」 2 程度が際立っているさま。格別。とりわけ。「今年は—寒い」 [形動ナリ]に同じ。「—なる御もてなし...
コールド【cold】
1 「コールドクリーム」の略。 2 「コールドパーマ」「コールドウエーブ」の略。 3 多く複合語の形で用い、寒い、冷たい、冷えた、などの意を表す。「—パック」⇔ホット。
ごっ‐かん【極寒】
きわめて寒いこと。酷寒。《季 冬》⇔極暑(ごくしょ)。