ところ‐へ
[接]接続詞「ところに」に同じ。「又心配になる。—野々宮から電報が来た」〈漱石・三四郎〉
[連語](「…たところへ」「…ているところへ」などの形で接続助詞的に用いて)ある事態になったその時に...
床(とこ)を上(あ)・げる
敷いていた布団などの寝具を片付ける。また特に、病気がよくなって寝具を片付ける。
床(とこ)を取(と)・る
ふとんを敷いて、寝所を作る。
としこし‐そば【年越し蕎麦】
細く長くという縁起の意味で、大晦日の夜に食べるそば。晦日(みそか)蕎麦。晦(つごもり)蕎麦。《季 冬》「宵寝して—に起さるる/秋桜子」
とし‐の‐うち【年の内】
1 その年のうち。年内。特に、暮れのおしつまったころ。《季 冬》「漸(やうやく)に寝処(ねどころ)出来ぬ—/土芳」 2 一年の間。年間。「—ゆきかはる時々の花もみじ」〈源・薄雲〉
とし‐の‐わたり【年の渡り】
1 1年の間。「玉葛(かづら)絶えぬものからさ寝(ぬ)らくは—にただ一夜のみ」〈万・二〇七八〉 2 年に一度、彦星が天の川を渡って織女と会うこと。「天の川—の秋かけてさやかになりぬ夏の夜の闇」〈...
とっけり
[副]熟睡するさま。ぐっすり。「逃げつ隠れつ、—夜の目も寝ねえせえだ」〈伎・小袖曽我〉
と‐どこ【外床】
入り口に近い方にある床。⇔奥床。「奥床に母は寝(い)ねたり—に父は寝(い)ねたり」〈万・三三一二〉
との‐い【宿直】
《「殿(との)居(い)」の意》 1 宮廷や役所に泊まって勤務し、警備守護などをすること。「彼の宮に詣でて—に侍らむとす」〈皇極紀〉 2 夜間、貴人のそばに侍して不寝番をすること。「御前に人あまた...
とのい‐ひきめ【宿直蟇目】
武家の寝所仕候の宿直の際、夜間警戒のために射る、音の出る蟇目の矢。