《「殿 (との) 居 (い) 」の意》

  1. 宮廷や役所に泊まって勤務し、警備守護などをすること。

    1. 「彼の宮に詣でて—に侍らむとす」〈皇極紀〉

  1. 夜間、貴人のそばに侍して不寝番をすること。

    1. 「御前に人あまたさぶらへ。新中納言など、—にはなどさぶらはれぬ」〈夜の寝覚・四〉

  1. 貴人の寝所に女性が奉仕すること。夜伽 (よとぎ) 。

    1. 「女御御息所の御—絶えたり」〈栄花・月の宴〉

出典:青空文庫

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