さ‐かん【左官】
《宮中を修理する職人に木工寮の属(さかん)として出入りを許したところから》壁塗りを職業とする人。かべぬり。しゃかん。
さま‐の‐かみ【左馬頭】
左馬寮(さまりょう)の長官。従五位上相当。ひだりのうまのかみ。
さま‐の‐すけ【左馬助】
左馬寮(さまりょう)の次官。正六位下相当。ひだりのうまのすけ。
さ‐まりょう【左馬寮】
右馬寮とともに官馬の飼養などをつかさどった役所。→馬寮(めりょう)
ひだり‐の‐うまづかさ【左馬寮】
⇒さまりょう(左馬寮)
ちゃ‐りょう【茶寮】
⇒さりょう(茶寮)
さん‐い【散位】
《連声(れんじょう)で「さんに」とも》 1 律令制で、位階だけで官職のないこと。また、その人。 2 「散位寮」の略。
さん‐し【算師】
律令制で、主計寮(かずえりょう)や主税寮などに置かれ、租税の計算などをつかさどった役人。
さん‐どう【三道】
1 「三行(さんこう)」に同じ。 2 律令制で大学寮に設置された3学科。明経(みょうぎょう)道・明法(みょうぼう)道・算道。 3 兵家で、兵を用いる三つの方法。正兵・奇兵・伏兵。 4 仏語。...
さん‐どう【算道】
1 律令制の大学寮の四道の一。算法を学ぶ学科。 2 数を計算する方法。算術。