のん‐りょう【暖寮】
《「のん(暖)」は唐音》禅寺で、新しく入寮する僧が、古参の人々に茶菓などを振る舞うこと。暖寺(のんじ)。暖席(のんせき)。
はか‐せ【博士】
1 学問やその道の知識にくわしい人。「お天気—」「物知り—」 2 学位の「博士(はくし)」の俗称。「—号」「文学—」 3 律令制の官名。大学寮に明経(みょうぎょう)・紀伝(のちに文章(もんじょう...
はなよめ‐ご【花嫁御】
花嫁を敬ったり親しんだりしていう語。花嫁御寮。
ば‐い【馬医】
1 馬を診察・治療する獣医。うま医者。 2 律令制で、左右馬寮(めりょう)の官馬の世話などをした役。めい。うまくすし。
ばん‐じょう【番匠】
《「ばんしょう」とも》 1 古代、大和や飛騨などの国から交代で朝廷に仕え、木工寮(もくりょう)に属して宮廷の建築に従事した職人。 2 木造の建物をつくる職人。大工。
ひだ‐の‐たくみ【飛騨工/飛騨匠】
古代、飛騨国から毎年交替で京都にのぼり、主に木工寮(もくりょう)にいて公役に従事した工匠。斐陀匠。ひだたくみ。 今昔物語にみえる伝説的工匠。画工百済河成(くだらのかわなり)と技を競ったという。
ひだり‐の‐つかさ【左の司】
左右に分けられた諸司のうち、左の役所。左近衛府(さこんえふ)・左馬寮(さまりょう)など。
ひと‐よし【人好し】
[名・形動]「御(お)人好(よ)し」に同じ。「まして—の嫁御寮は」〈蘆花・思出の記〉
つわもののくら‐の‐つかさ【兵庫寮】
⇒ひょうごりょう(兵庫寮)
ひょうま‐し【兵馬司】
律令制で、兵部省に属し、牧馬・兵馬・駅伝の馬、その他公私の馬牛のことをつかさどった役所。大同3年(808)馬寮(めりょう)に合併。つわもののうまのつかさ。