うちのたくみ‐の‐つかさ【内匠寮】
⇒たくみりょう(内匠寮)
うつし‐ぐら【移し鞍】
平安時代、官人が公用で乗る馬寮(めりょう)の馬につける鞍。平文の鞍橋(くらぼね)、半舌の鐙(あぶみ)、斧形の大滑(おおなめ)が特色。似せて作った鞍を私馬(わたくしのうま)につけることもある。うつ...
うつし‐の‐うま【移しの馬】
宮中の馬寮(めりょう)の管理する馬。必要に応じて諸司の官人の供奉(ぐぶ)や乗り換え用とした。うつしうま。
う‐どねり【内舎人】
《「うちとねり」の音変化》 1 律令制で、中務(なかつかさ)省に属する文官。宮中の宿直や雑役に従い、行幸の警護にあたった。五位以上の子弟から召したが、のちには諸家の侍、特に源氏・平氏の中から選ば...
うまかい‐べ【馬飼部】
大化以前、馬の調教・飼育や飼料の貢納などに従事した部曲(かきべ)。大化以後は左右馬寮(めりょう)に雑戸(ざっこ)として属した。
うま‐づかさ【馬司/馬寮】
1 「めりょう(馬寮)」に同じ。 2 「厩司(うまやのつかさ)」に同じ。
うま‐の‐かみ【右馬頭】
右馬寮(うめりょう)の長官。従五位上相当。みぎのうまのかみ。
うま‐の‐かみ【馬頭】
馬寮(めりょう)の長官。従五位上相当。左右の馬寮に一人ずついる。
うま‐の‐すけ【右馬助】
右馬寮(うめりょう)の次官。正六位下相当。みぎのうまのすけ。
うま‐の‐たゆう【馬大夫】
馬寮(めりょう)の允(じょう)で五位に叙せられた者。