がく‐し【楽師/楽士】
1 音楽を演奏する人。楽人。 2 (楽士)ダンスホールなどで音楽を演奏する人。楽手。 3 律令制の雅楽寮の職員。楽生(がくせい)に音楽を教えた。 4 宮内庁式部職の楽部の職員。奏楽に従事する。
がく‐しょ【楽所】
1 平安時代、宮中の桂芳坊(けいほうぼう)にあって、雅楽をつかさどった所。天暦2年(948)設置、明治3年(1870)雅楽局に統合。雅楽寮の後身にあたる。がくそ。「院の御賀の—の試みの日参りて」...
がく‐せい【楽生】
律令制の雅楽寮で、唐楽・高麗楽(こまがく)・百済楽(くだらがく)・新羅楽(しらぎがく)などを学んだ生徒。
がくと‐えんごかい【学徒援護会】
学生の厚生・援護を目的とした財団法人。戦時中に軍需工場などに動員された学生・生徒の業務上の災害救済や教養指導を行う動員学徒援護会として設立。勤労学徒援護会を経て、昭和22年(1947)、学徒援護...
がくもん‐りょう【学問料】
平安時代、大学寮紀伝道の学生に給与した学資。灯燭料。給料。学料。
がくりょう‐でん【学料田】
平安時代、大学寮その他の学生(がくしょう)の勧学料として支給された田。勧学田(かんがくでん)。学田。
き‐しゅく【寄宿】
[名](スル) 1 他家に身を寄せて世話になること。「叔父の家に—する」 2 寄宿舎に入って共同生活をすること。「県人寮に—する」 3 「寄宿舎」の略。 4 ある場所を借りて泊まること。「木の下...
きしゅく‐しゃ【寄宿舎】
学生・会社員などが、共同生活をする宿舎。寮。
きしゅく‐せい【寄宿生】
寄宿舎に寝泊まりしている学生・生徒。寮生。
きでん‐どう【紀伝道】
律令制の大学寮での四道の一。中国の史書・詩文を学ぶ学科。初め文章道(もんじょうどう)とよばれたが、平安時代に入って紀伝道が公称となり、四科の中で最も重んぜられるようになった。