あい‐ちょう【愛寵】
特別に目をかけてかわいがること。寵愛。「—比無き李夫人の兄たる弐師(じし)将軍」〈中島敦・李陵〉
あか‐もん【赤門】
朱塗りの門。江戸時代、将軍家の娘を奥方に迎えた大名が建造。御守殿門(ごしゅでんもん)。 東京大学にある朱塗りの門。もと加賀藩前田家上屋敷の御守殿門。文政10年(1827)、将軍徳川家斉(...
あずま【東/吾妻/吾嬬】
1 東の方。東方。 2 「東琴(あずまごと)」の略。 3 「東下駄(あずまげた)」の略。 4 上代、都から東方の諸国の総称。東国。「いにしへは相模(さがむ)国足柄の岳坂(やまさか)より東の諸(も...
あたけ‐まる【安宅丸】
江戸時代、3代将軍徳川家光のときにつくられた大型軍船。実用に適さず半世紀で解体された。
あま‐みだいどころ【尼御台所】
大臣・大将・将軍の妻で、出家した人。
アムルイブン‐アル‐アース‐モスク【Amr Ibn al-As Mosque】
エジプトの首都カイロの旧市街、オールドカイロにあるイスラム寺院。名称はエジプトを征服したアラブ軍の将軍アムルに由来する。7世紀半ばに創設され、同国およびアフリカ大陸で最古のものとして知られる。何...
アラメイン【Alamein】
エジプト北部、地中海に面する港町。アレクサンドリアの西約240キロメートルに位置する。第二次大戦中、英国軍がロンメル将軍率いるドイツ‐イタリア軍を破った激戦地として知られる。軍事博物館や戦没者の...
アル‐ホセイマ【Al Hoceima】
モロッコ北部の都市。リフ山脈北縁、地中海を望む崖の上に位置する。スペイン領モロッコ時代の1920年代に、スペインの将軍ホセ=サンフルモが建設しビリャサンフルホと名付けられたが、モロッコ独立後に現...
あんせい‐の‐たいごく【安政の大獄】
安政5〜6年(1858〜1859)に、大老井伊直弼が行った尊攘(そんじょう)派への弾圧。安政の仮条約や、家茂(いえもち)を14代将軍に定めたことに反対する一橋慶喜(ひとつばしよしのぶ)擁立派の公...
いがく‐かん【医学館】
江戸幕府の漢方医学校。明和2年(1765)将軍家の奥医師多紀元孝(たきもとたか)が江戸神田佐久間町に設けた私塾を、寛政3年(1791)幕府の直轄にしたもの。