おぼほ・す【思ほす】
[動サ四]《「おもほす」の音変化か》「思う」の尊敬語。お思いになる。「見も知らずをかしく—・して歩み入り給へど」〈とりかへばや・三〉
お‐まい・る【御参る】
[動ラ四]「食う」「飲む」の尊敬語。召し上がる。「そなたは二粒づつ—・れ」〈咄・醒睡笑・六〉
おましま・す
[動サ四]《「おおまします」の音変化か》「ある」「居る」の尊敬語。おいであそばす。おわします。「仁和(にんな)のみかど、みこに—・しける時に」〈古今・春上・詞書〉
お‐まつり【御祭(り)】
1 「祭り」の尊敬語・美化語。 2 魚釣りで、釣りをしている人どうしの釣り糸が絡み合うこと。 3 男女の交合。「—の最中坊が目を覚まし」〈柳多留・三七〉
お‐みえ【御見え】
「来ること」の尊敬語。お越し。おいで。「時間までに—でない場合はキャンセルとなります」
お‐みこし【御神輿】
1 「神輿(みこし)」の尊敬語・美化語。 2 腰。尻。「輿」を「腰」にかけて、たわむれていう。「—を上げる」
お‐みやげ【御土産】
1 「土産」の尊敬語・美化語。 2 「土産3」に同じ。「とんだ—をもらってきた」
お‐めこぼし【御目溢し】
「目溢し」の尊敬語。「恐れながら—のほどを」
お‐めし【御召(し)】
1 呼び寄せること、乗ること、着ることなどの意の尊敬語。「—にあずかる」「上着を—ですか」 2 お召し物。「早く—をお脱ぎ遊ばしませ」〈木下尚江・良人の自白〉 3 「御召縮緬(ちりめん)」の略。...
お‐めでた
めでたいことをいう尊敬語・美化語。結婚・妊娠・出産などにいう。「—が近い」