ひぎしゃ‐こくせんべんご‐せいど【被疑者国選弁護制度】
逮捕された被疑者が経済的な理由で弁護人を依頼できない場合、公正な裁判を受ける権利を保障するため、国が弁護人を付ける制度。以前は起訴されて被告人となった段階で国選弁護制度が適用されていたが、平成1...
ひこうそく‐めいぼしき【非拘束名簿式】
比例代表制の選挙で、政党が候補者名簿の順位を定めない方式。有権者は政党または候補者個人に投票。個人票は所属政党への投票とみなして合算し、各政党の得票数に比例して当選者数を確定した後、個人名での得...
ひしょうじけん‐てつづきほう【非訟事件手続(き)法】
1 非訟事件の手続きの基本的事項について定めた法律。明治31年(1898)施行。平成23年(2011)、新非訟事件訴訟法の施行に伴い、外国法人登記と夫婦財産契約登記以外の条文が削除され、「外国法...
ひっかい‐とくていせいど【筆界特定制度】
筆界についての紛争を解決する制度。土地の所有権者が意見と資料を添えて法務局に申請すると、筆界特定登記官が外部の専門調査員の現地調査の結果に基づき、筆界を特定する。平成17年(2005)4月の不動...
ひでんとうてき‐きんゆうせいさく【非伝統的金融政策】
中央銀行が、金融調節を行うために市中から買い入れる資産の範囲や規模を、従来以上に拡充させる政策。マネタリーベースを拡大して市中に潤沢な資金を供給する量的緩和、CPや社債などのリスク資産を従来の範...
ひとか‐マウス【ヒト化マウス】
人間のものと同じ血液や免疫系をもつマウス。拒絶反応を起こさない重度の免疫不全のマウス(NOGマウス)に、人間の造血細胞や免疫系細胞を直接導入すると、人間のものと同じ血液を作りだし、人間由来の抗体...
ヒブ‐ワクチン【Hib vaccine】
Hib(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)による感染症を予防するためのワクチン。日本では平成25年(2013)から定期接種に導入されている。
ひょうじ‐カルテル【表示カルテル】
消費税の導入や税率引き上げの際に、税額の表示方法を業者間で取り決めること。事前の届け出により独占禁止法の適用が除外される。→転嫁カルテル
ひょうじゅん‐きんり【標準金利】
市中銀行が一流企業向けの貸し出しに適用する最優遇金利。米国のプライムレートにならって導入された。→短期プライムレート
ひようていげん‐さんぎょう【費用逓減産業】
総費用に占める固定費の割合が非常に大きく、生産量が増加するほど平均費用が減少するという特性を持つ産業。 [補説]大規模な設備投資や研究開発が必要となるため新規参入が困難で、自然独占が生じやすい。...