せんびき‐ざる【千疋猿】
布製の小さいくくり猿を数多く糸に連ね通した供え物。女児の災難よけ、技芸上達祈願などの意を込めて神仏に奉納する。
せんぼん‐しめじ【千本占地】
シメジ科のキノコ。秋、雑木林に生え、塊状の株から小さいキノコが多数出る。食用。釈迦(しゃか)しめじ。《季 秋》
ぜに‐たなご【銭鱮】
コイ科の淡水魚。関東・東北地方の浅い池沼にすむ。全長約9センチ。体高が高く側扁が著しい。口ひげがなく、うろこは小さい。背部が緑褐色のほかは銀白色。秋の産卵期に雄は淡紅色の婚姻色を現す。ドブガイな...
ゼロぼうちょう‐ガラス【ゼロ膨張ガラス】
温度変化による膨張・収縮が極めて小さいガラス。膨張率が異なる材料を混合することで、特に常温付近でほとんど変形が生じないものをさす。VLTやTMTといった超大型望遠鏡の反射鏡として用いられる。極低...
そう【艘】
[接尾]助数詞。比較的小さい船を数えるのに用いる。「屋形船一—」
そう‐あん【草庵】
藁(わら)・茅(かや)などで屋根をふいた粗末で小さい家。くさのいおり。
そうかい‐の‐いちぞく【滄海の一粟】
《蘇軾「前赤壁賦」から》大海原に浮かぶ一粒の粟(あわ)。人間の存在は、広大な宇宙からみれば非常に小さいものであるというたとえ。
そうこう‐ていこう【走行抵抗】
自動車などが走行中に受ける、進行方向とは逆向きの抵抗力。一般的に、車両が一定速度で走行しているときの抵抗力を指し、転がり抵抗と空気抵抗に分けられる。この抵抗力が小さいほど、低燃費性能に寄与する。
そうにな・い
ある動作が行われる可能性が小さいという判断や見通しを表す。「でき—・い仕事」「この水は飲め—・い」
そうへんか‐メモリー【相変化メモリー】
ある特定の材料を加熱し、抵抗が小さい結晶状態と抵抗が大きいアモルファス状態の間で相変化(相転移)させることで、情報を記憶する不揮発性メモリー。フラッシュメモリーに比べ、書き込み速度が速く、寿命が...