はいえんきゅうきん‐ワクチン【肺炎球菌ワクチン】
肺炎球菌による感染症を予防するワクチン。成人(特に高齢者)を主な対象とするPPV23(商品名ニューモバックス)と小児用のPCV7(商品名プレベナー)などがある。
ハイネ‐メディン‐びょう【ハイネメディン病】
急性灰白髄炎の異称。ドイツの外科医ハイネ(J.Heine)とスウェーデンの小児科医メディン(O.Medin)にちなむ。
はき‐ぞめ【履(き)初め/穿き初め】
1 新しい履物を履くこと。 2 小児が初めて履物を履くこと。
はしか【麻疹/痲疹】
小児に多い発疹性(ほっしんせい)の急性感染症。学校感染症の一。感染症予防法の5類感染症の一。病原体は麻疹ウイルスで、飛沫(ひまつ)感染する。約10日の潜伏期間を経て、発熱・咳(せき)・目の充血な...
はす‐ね【蓮根】
1 ハスの地下茎。れんこん。はす。 2 小児にできる瘡(かさ)の一種。「少しの—の跡、人の目に掛かる程にはなきに」〈浮・諸艶大鑑・六〉
はたけ【疥/乾瘡】
主に小児の顔に、硬貨大の円形の白い粉をふいたような発疹(ほっしん)ができる皮膚病。数個以上できることが多い。顔面単純性粃糠疹(ひこうしん)。
ひ‐かん【脾疳】
漢方で、小児の慢性胃腸病。からだがやせて腹がふくれてくる。
ひき‐つけ【引(き)付け】
1 小児が起こす一時的、発作的な全身性の痙攣(けいれん)。高熱などの際にみられる。 2 遊里で、初めての客に遊女を会わせること。「—のときごまかして、わきを向いていたから」〈魯文・安愚楽鍋〉 3...
ひき‐つ・ける【引(き)付ける】
[動カ下一][文]ひきつ・く[カ下二] 1 近くに引き寄せる。手元に近づかせる。「明かりで虫を—・ける」 2 (「惹き付ける」とも書く)人の心を誘い寄せる。「人を—・ける魅力」「巧みな話術に—・...
ひゃくにち‐ぜき【百日咳】
百日咳菌によって起こる小児の呼吸器系の感染症。学校感染症の一。感染症予防法の5類感染症の一。発症の1〜2週間は感冒に似た咳をし、夜間に多くなる。続く2〜6週間は痙攣(けいれん)性の激しい咳の発作...