お‐の【小野】
《「お」は接頭語》野。野原。「さねさし相摸(さがむ)の—に」〈記・中・歌謡〉
おの【小野】
京都市左京区高野から八瀬(やせ)・大原にかけた一帯の古称。小野当岑の所領地で、惟喬(これたか)親王が幽居した所。 京都市山科(やましな)区の地名。真言宗の随心院がある。小野小町の出身地と伝え...
おの【小野】
姓氏の一。 [補説]「小野」姓の人物小野梓(おのあずさ)小野鵞堂(おのがどう)小野湖山(おのこざん)小野忠明(おのただあき)小野竹喬(おのちくきょう)小野十三郎(おのとおざぶろう)小野妹子(おの...
おのがわ‐こ【小野川湖】
福島県中北部にある堰止(せきと)め湖。明治21年(1888)磐梯山(ばんだいさん)の爆発で小野川がせき止められてできた。面積1.7平方キロメートル、最大深度24.4メートル。磐梯朝日国立公園に属する。
おの‐ごこう【小野御幸】
白河院が、雪の朝に洛北小野皇太后歓子(かんし)を訪問した故事。皇太后が、「屋内から雪見もなされまい」と、庭に席を設けたので、院はその風雅の心に感嘆したという。古今著聞集・十訓抄などにみえる。雪見御幸。
おの‐し【小野市】
⇒小野
おのだ【小野田】
山口県南西部にあった市。古代は陶業の中心であった。明治中期以来、セメント・化学工業が盛ん。平成17年(2005)3月に山陽町と合併して山陽小野田市となった。→山陽小野田
おのだ‐し【小野田市】
⇒小野田
おのは‐いっとうりゅう【小野派一刀流】
江戸時代、小野忠明を祖とする剣術の流派。
おの‐みちまろ【小野三千麿】
[1897〜1956]野球選手・新聞記者。神奈川の生まれ。慶大で剛球投手として活躍後、慶応OBからなる三田倶楽部(クラブ)に入り、大正11年(1922)米国メジャーリーグ選抜から初の白星を挙げた...