こな‐だに【粉蜱】
コナダニ科のダニの総称。体長0.2〜0.7ミリ、半透明の乳白色。小麦粉・チーズなどを食害し、畳床にも発生。ケナガコナダニなど。
こな‐もの【粉物】
小麦粉・米粉・そば粉などを材料にしてつくられる食べ物。特に、小麦粉を主材とするお好み焼きやたこ焼きをさす。
こね‐あわ・せる【捏ね合(わ)せる】
[動サ下一][文]こねあは・す[サ下二] 1 手で練るようにしてよくまぜる。「卵黄と小麦粉を—・せる」 2 いろいろなものを一緒くたにして無理に形を整える。「あれこれ都合のよいように—・せた話」
こ・ねる【捏ねる】
[動ナ下一][文]こ・ぬ[ナ下二] 1 粉状の物に水などを加えて練る。また、ねばりけのある固まりなどを練って、ある形にする。また、そのような動作をする。「小麦粉を—・ねる」「粘土を—・ねて土器を...
こめこ‐パン【米粉パン】
小麦粉の代わりに米の粉末を用いたパン。作り方は一般的なパンと同じで、塩・酵母などを加え発酵させてから焼く。弾性をもたせるため、小麦グルテンを添加することもある。
こん‐とん【餛飩】
《「こんどん」とも》中国から伝わった食品の一。麦粉をこねて、刻んだ肉を包んで煮たもの。平安時代、宮中の節会(せちえ)などに供せられた。また、小麦粉のだんごに餡(あん)を入れて煮たもの。
ごはん‐パン【御飯パン】
炊いた米飯を小麦粉に混ぜて焼いたパン。米粉パンよりも手軽に、もっちりした風味を楽しめる。→米粉パン
ごま‐どうらん【胡麻胴乱】
1 江戸で文化文政期(1804〜1830)に流行した菓子。小麦粉にゴマをまぜて水でこね、焼き膨らませたもの。中が胴乱のように空洞になっていた。 2 外見はよいが内容のない人をあざけっていった言葉...
さあたあ‐あんだぎい
《多く「サーターアンダギー」と書く。「さあたあ」は砂糖、「あんだぎい」は揚げ物の意》小麦粉に砂糖・卵・ふくらし粉などをまぜた生地を球状にして油で揚げたもの。沖縄県の郷土菓子。
さか‐まんじゅう【酒饅頭】
小麦粉の生地に酒を入れて作った皮であんを包んで蒸した饅頭。《季 冬》