おぐら‐じるこ【小倉汁粉】
小倉餡で作った汁粉。
おぐら‐づけ【小倉付け】
雑俳の冠付(かむりづ)けの一。小倉百人一首の歌の5文字を句頭に置き、七・五をつけて1句とするもの。
おぐら‐ひゃくにんいっしゅ【小倉百人一首】
藤原定家が京都小倉山の山荘で選んだといわれる百首の歌。天智天皇から順徳院まで百人の和歌1首ずつを集めたもので、近世以後、歌ガルタとして広まった。百人一首。百人首(ひゃくにんしゅ)。 [補説]小倉...
おぐら‐やま【小倉山】
京都市右京区嵯峨にある山。保津川を隔てて嵐山(あらしやま)と対する。紅葉の名所。おぐらのやま。[歌枕]「—峰のもみぢ葉心あらばいまひとたびのみゆき待たなむ」〈拾遺・雑秋〉
おぐら‐ようかん【小倉羊羹】
大納言小豆(だいなごんあずき)の蜜煮(みつに)をまぜた練りようかん。おぐらかん。
おぐり【小栗】
姓氏の一。 [補説]「小栗」姓の人物小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)小栗康平(おぐりこうへい)小栗宗湛(おぐりそうたん)小栗判官(おぐりはんがん)小栗風葉(おぐりふうよう)小栗虫太郎(おぐりむ...
おぐり‐はんがん【小栗判官】
伝説上の人物。常陸(ひたち)の城主。名は助重。父満重が管領足利持氏(もちうじ)に攻め殺されたとき、照手姫に救われて、藤沢の遊行上人の道場に入る。説経節や浄瑠璃の主人公。
おぐるす【小栗栖】
京都市伏見区の地名。明智光秀が竹槍で刺殺された所。
おぐるす‐の‐ちょうべえ【小栗栖の長兵衛】
明智光秀を竹槍で殺したという、岡本綺堂の戯曲「小栗栖長兵衛」の主人公。
お‐ぐるま【小車】
1 小さな車。また、車、特に牛車(ぎっしゃ)をいう。「思ひまはせば—のわづかなりける憂き世かな」〈閑吟集〉 2 キク科の多年草。湿地に生え、高さ30〜60センチ。地下茎で繁殖。葉は互生し、堅い。...