しょう‐ぶ【尚武】
武道・武勇を重んじること。
しょう‐ほう【尚方】
中国漢代の宮廷機関の一。天子の使用する器物を製作する工官。
しょう‐ゆう【尚友】
《「孟子」万章下から》昔の書物を読んで、すぐれた古人を友とすること。
ないし‐の‐かみ【尚侍】
内侍司(ないしのつかさ)の長官。もと従五位相当、のち従三位相当。天皇に近侍して、奏請・伝宣などをつかさどったが、のちには女御(にょうご)・更衣(こうい)に準じて後宮に列するようになった。しょうじ。
なお【猶/尚】
[副] 1 以前の状態がそのまま続いているさま。相変わらず。やはり。まだ。「今も—健在だ」「昼—暗い」 2 状態や程度がいちだんと進むさま。さらに。もっと。いっそう。「君が来てくれれば—都合が...
猶(なお)あら◦じ
このままでは終わらすまい。このままでは済まされない。「うち嘆きて—◦じに弘徽殿の細殿に立ち寄り給へれば」〈源・花宴〉
なお‐かつ【尚且つ】
[副] 1 その上さらに。その上また。「美しく、—頭がよい」 2 それでもまだ。それでもやはり。「失敗しても—挑戦する」
なお‐がき【尚書き/猶書き】
「なお」の語を書き出しにして、前文の内容などについての説明・条件・例外などを書き添えた文。「主文の末尾に—を付けて説明する」
なお‐さら【尚更】
[副]物事の程度が前よりいっそう進むさま。ますます。いちだんと。「風がないので、—暑く感じる」
なお‐し【猶し/尚し】
[副]《「し」は強めを表す助詞》 1 それでもやっぱり。依然として。「橘(たちばな)は花にも実にも見つれどもいや時じくに—見がほし」〈万・四一一二〉 2 ますます。いっそう。「鳥の飛ぶよりも、—...