みお‐ぎ【澪木】
1 「澪標(みおつくし)」に同じ。 2 神事のとき、僧尼の入るのを禁じたしるしとして立てる木。
み‐そ・める【見初める】
[動マ下一][文]みそ・む[マ下二] 1 その異性を一目見て恋心をいだく。「友人の披露宴で—・めた女性」 2 初めて見る。初めて会う。「尼上は、—・め奉り給ひにし後、片時、目放ち奉らず」〈夜の寝...
みつ‐ご【密語】
[名](スル) 1 ひそかに話すこと。また、その話。ひそひそ話。「耳に附きて—せし事といえども、漏すことなく」〈中村訳・西国立志編〉 2 仏語。 ㋐仏が真実を裏に秘めて説いた言葉や教え。密言。 ...
みょう‐が【冥加】
1 気がつかないうちに授かっている神仏の加護・恩恵。また、思いがけない幸せ。冥助(みょうじょ)。冥利(みょうり)。「—を願う」「命—」 2 神仏の加護・恩恵に対するお礼。「薬代を—のためにつかは...
みょうていもんどう【妙貞問答】
江戸初期のキリシタンの教理書。3巻。ハビアン著。慶長10年(1605)成立。妙秀・幽貞という二人の尼僧の対話形式で、神道・儒教・仏教を批判し、キリスト教の教理を説く。
む‐げ【無下】
[名・形動ナリ] 1 まちがいなくそれであること。また、そのさま。「今は—の親ざまにもてなして扱ひ聞こえ給ふ」〈源・薄雲〉 2 まったく問題にもならないこと。また、そのさま。論外。「—の末に参り...
むこ‐がわ【武庫川】
兵庫県東部、丹波高地に源を発し南流して尼崎・西宮市境で大阪湾に注ぐ川。長さ66キロ。
むゆう‐じゅ【無憂樹】
マメ科の常緑高木。インドなどに産する。葉は羽状複葉で、若葉は紅色。4枚の萼(がく)が花びら状をし、黄から橙・赤色に変わる。摩耶夫人(まやぶにん)が藍毘尼園(らんびにおん)のこの樹下で釈迦を安産し...
め‐まじ【目交じ/瞬】
「めまぜ」の音変化。「みどもが—すれど、合点せいで」〈虎清狂・泣尼〉
もどかし・い
[形][文]もどか・し[シク]《動詞「もど(擬)く」の形容詞化》 1 思うようにならずいらいらする。じれったい。はがゆい。「うまく気持ちを伝えられなくて—・い」「靴を履くのも—・く走りだす」 2...