おわり【尾張】
旧国名の一。現在の愛知県西部にあたる。尾州(びしゅう)。
おわりあさひ【尾張旭】
愛知県北西部、名古屋市の東にある市。陶磁器や電気機械工業が盛ん。人口8.1万(2010)。
おわりあさひ‐し【尾張旭市】
⇒尾張旭
おわり‐け【尾張家】
⇒尾州家(びしゅうけ)
おわり‐だいこん【尾張大根】
宮重(みやしげ)大根の別名。
おわりとくがわ‐け【尾張徳川家】
⇒尾州家
尾張(おわり)名古屋(なごや)は城(しろ)で持(も)つ
江戸時代に流行した俗謡の一節。名古屋城を自慢したもので、「伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ」に続く部分。尾張名古屋は新城(しんしろ)で持つ。
おわりのいえづと【尾張廼家苞】
新古今集の注釈書。5巻9冊。石原正明著。文政2年(1819)刊行。本居宣長の「美濃家苞(みののいえづと)」の注釈に対し、自説を述べたもの。
おわり‐の‐くに【尾張国】
⇒尾張
おわりのくにぐんじひゃくしょうら‐の‐げぶみ【尾張国郡司百姓等解文】
永延2年(988)、尾張国の郡司・百姓らが、国司である藤原元命(ふじわらのもとなが)の非法を31か条に列挙して朝廷に訴えた文書。翌年、元命は解任された。