いしうち‐の‐はね【石打ちの羽】
鳥が尾羽を広げたとき、両端に出る1番目(小石打ち)と2番目(大石打ち)の羽。ワシやタカのものは、特に矢羽として珍重された。
いし‐たたき【石叩き/石敲き】
1 鉱石などを槌(つち)で打ち砕くこと。また、その槌や、それを職業とする人。 2 《尾を上下に動かす習性から》セキレイの別名。《季 秋》「磐石(ばんじゃく)をはしれる水の—/蛇笏」
い‐じょう【以上/已上】
[名] 1 数量・程度・優劣などの比較で、それより上の範囲であること。数量では、その基準をも含む。「七〇歳—の老人」「期待—の大活躍」「君—の実力がある」⇔以下。 2 それより前に述べたこと。...
いじり【弄り】
《動詞「いじる」の名詞化》 1 いじること。多く、名詞の下に付いて接尾語的に用いる。「庭—」「車—」 2 他人をもてあそんだり、困らせたりすること。→客いじり
いず【何】
[代]不定称の指示代名詞。どこ。上代東国方言という。「多由比潟(たゆひがた)潮満ち渡る—ゆかもかなしき背ろが我がり通はむ」〈万・三五四九〉 [補説]接尾語などを伴って、「いずく」「いずち」「いず...
いずみ【出水】
鹿児島県北西部の市。八代海に臨み、野間ノ関跡があり、中世は和泉氏領。鶴の渡来地として知られる。平成18年(2006)3月、野田町・高尾野町と合併。人口5.6万(2010)。
いずみ‐りゅう【和泉流】
狂言の流派の一。慶長(1596〜1615)のころ、山脇和泉守元光、その子元宣の代に成立。尾張藩・加賀藩の保護を受け、宮中にも出仕した。野村派・三宅派などがある。
イズム【ism】
《英語の接尾辞から》 1 主義。主張。学説。「—を異にする」「—にとらわれる」 2 多く固有名詞の下に付いて、特有な主義・流儀・傾向などの意を表す。「早稲田—」「三菱—」
伊勢(いせ)は津(つ)で持(も)つ津(つ)は伊勢(いせ)で持(も)つ
伊勢は津の港があるために参拝客が多く、津の港は伊勢神宮への参拝客が利用するために栄える。「尾張名古屋は城で持つ」と続けて用いることが多い。
いせ‐まんざい【伊勢万歳】
三重県鈴鹿地方に伝わる正月の祝福芸。太夫と才蔵の二人組を基本とし、家々を回る。鼓・三味線・胡弓(こきゅう)を用いる三曲万歳の形式で演じられる。→尾張万歳 →三河万歳 →伊予万歳