わたくし‐め【私奴】
[代]《「め」は卑しめの意をもつ接尾語》一人称の人代名詞。自分のことをへりくだっていう。
わたらせ‐がわ【渡良瀬川】
利根川の支流の一。栃木県西部の庚申(こうしん)山付近に源を発し、渡良瀬遊水地を経て、茨城県古河市と埼玉県加須市の境を流れ、利根川に合流する。長さ109キロ。明治中期以後、足尾銅山の鉱毒が流入し、...
わたらせけいこく‐てつどう【わたらせ渓谷鐵道】
群馬県桐生と栃木県間藤を結ぶ44.1キロの鉄道。旧国鉄足尾線。昭和63年(1988)から第三セクターとして営業。
わたり‐がらす【渡烏】
カラス科の鳥。大形で、全長61センチくらい。全身黒く、尾はくさび形。ユーラシア・北アメリカに広く分布。日本には冬鳥として少数が北海道に渡来。
わに【鰐】
1 ワニ目の爬虫(はちゅう)類の総称。大形のものは全長7メートルに達し、胴がやや平たく、尾が強大。体表は硬い鱗板(りんばん)で覆われ、吻(ふん)は長く伸び、大きく鋭い歯が並ぶ。瞳孔は縦長。水中生...
わびし‐ら【侘しら】
[形動ナリ]《「ら」は接尾語》気を落としているさま。「—に猿(ましら)な鳴きそあしひきの山のかひある今日にやはあらぬ」〈古今・雑体〉
わ‐むし【輪虫】
ワムシ綱の袋形動物の総称。淡水中に多いが、コケや湿った土中にもすむ。体長は2ミリ以下と微小。体の上端は冠状で繊毛があり、後端は細く尾状になるものが多い。繊毛で回転するように遊泳する。くるまむし。
わ‐め・く【喚く/叫く】
[動カ五(四)]《「わ」は擬声語、「めく」は接尾語》大声で叫ぶ。大声をあげて騒ぐ。「酔漢が—・く」「泣こうが—・こうが構わない」 [可能]わめける
われら‐しき【我等式】
《「しき」は接尾語》われわれ程度の者。われらふぜい。「—の貧々僧都が」〈浮・禁短気・五〉
わん【椀/碗/埦/盌】
[名]飯・汁などを盛る木製・陶磁製などの半球形の器。 [接尾]助数詞。わんに盛った飯や汁などを数えるのに用いる。「一—の吸い物」