くげ‐やしき【公家屋敷】
公家衆の住まい。代表的な形式は寝殿造(しんでんづくり)。
くみ‐やしき【組屋敷】
江戸時代、与力・同心などの組の者にまとめて与えられていた屋敷。組。
くら‐やしき【蔵屋敷】
江戸時代、幕府・諸大名・寺社などが年貢米・特産物などを収納し、販売・換金するために設けた邸。大坂・江戸・京都・大津・敦賀・酒田・長崎などにあり、特に大坂に多かった。
ごみ‐やしき【塵屋敷】
生活に支障が出るほど大量のごみが積まれ、放置されている住宅。
さら‐やしき【皿屋敷】
江戸時代に流布した怪異巷説(こうせつ)。主家秘蔵の皿を割ったために自殺したり惨殺されたりした女中の亡霊が、皿の枚数を悲しげに数えるというもの。浄瑠璃「播州皿屋敷」、歌舞伎狂言「新皿屋舗月雨暈(し...
した‐やしき【下屋敷】
「しもやしき」に同じ。
しちはふのやしき【七破風の屋敷】
《原題The House of the Seven Gables》ホーソンの長編小説。1851年刊。のろわれた家系の運命を描くゴシック小説。別邦題「七破風の家」。
しも‐やしき【下屋敷】
江戸時代、本邸以外に江戸近郊に設けられた大名屋敷。しもやかた。したやしき。→上屋敷(かみやしき) →中屋敷
しょく‐やしき【職屋敷】
近世、京都に置かれた盲人の自治的な統轄機関。全国の盲人を管理・監督し、官位などの事務を取り扱った。
しん‐やしき【新屋敷】
1 新しく開墾・造成した屋敷地。 2 新築の屋敷。新家。 3 分家。新宅。