あべ‐まき【あべ槙】
ブナ科の落葉高木。山陽地方の山地に多く、樹皮に厚いコルク層が発達する。葉はクヌギに似るが、裏面は灰白色。雌雄異株で、5月ごろ、黄褐色の尾状の雄花、多数の苞(ほう)をもつ雌花をつける。果実はどんぐ...
あま‐ちゃ【甘茶】
1 ヤマアジサイの変種。山地に生え、高さ約70センチ。夏、周囲に数個の装飾花をもつ花をつける。葉は乾かすと甘みが出るので飲用にする。こあまちゃ。あまくさ。 2 アマチャまたはアマチャヅルの葉を乾...
あま‐にゅう【甘にゅう】
セリ科の多年草。本州中部以北の山地に自生。高さ2〜3メートル。葉は三つに裂けていて、それぞれは卵状三角形をしている。夏、多数の白い小花が集まって咲く。茎に甘みがある。
あや【綾】
宮崎県中部、東諸県(ひがしもろかた)郡の地名。国内有数の照葉樹林群が広がり、九州中央山地国定公園に含まれる。
あら‐かし【粗樫】
ブナ科の常緑高木。本州中部以南の山地に自生。樹皮は緑がかった灰色。葉は堅く、楕円形で先半分の縁にぎざぎざがある。春、尾状の雄花と上向きの雌花とをつける。実はどんぐり。材は家具や木炭にする。くまかし。
あら‐かわ【荒川】
関東平野を流れる川。秩父(ちちぶ)山地の甲武信(こぶし)岳に源を発し、埼玉県川越市辺りで入間(いるま)川と合流、東京都北区岩淵で荒川放水路と隅田川に分かれて東京湾に注ぐ。長さ173キロ。 山...
アラバリ‐さんち【アラバリ山地】
《Aravali Range》インド北西部にある山地。デリー南部からアーメダバード付近まで、約700キロメートルにわたって標高300〜600メートルの褶曲(しゅうきょく)山脈が延びる。最高点はマ...
あり‐どおし【蟻通/虎刺】
アカネ科の常緑小低木。山地の樹陰に生え、高さ30〜60センチ。細い枝が変化した1〜2センチの針が多数ある。初夏、白い漏斗(ろうと)状の花をつける。実は丸く、赤く熟す。 [補説]曲名別項。→蟻通
アルタイ‐の‐ゴールデンマウンテン
《Zolotïe gory Altaya/Золотые горы Алтая》中国・モンゴル・ロシア連邦にまたがるアルタイ山脈のロシア領内の一部地域。アルタイ自然保護区とテレツコエ湖、カトゥン...
アルデンヌ【Ardennes】
ベルギー南東部からフランス北東部、ルクセンブルクにまたがる地域名。ベルギーのリュクサンブール州、ナミュール州、リエージュ州、フランスのアルデンヌ県、およびルクセンブルクの一部を含む。標高300メ...