さんしょう‐うお【山椒魚】
有尾目のサンショウウオ科・アンビストマ科・プレソドン科両生類の総称。約280種が知られる。成体にも発達した尾があり、四肢が発達。肺および皮膚で呼吸するが、肺を欠くものもある。ほとんど陸生で、止水...
さんしょううお【山椒魚】
井伏鱒二の短編小説。体が大きくなり、岩屋から出られなくなったサンショウウオの悲嘆を描く。大正12年(1923)年の作品「幽閉」を改稿して昭和4年(1929)に発表。昭和60年(1985)、全集へ...
さんしょううおせんそう【山椒魚戦争】
《原題、(チェコ)Válka s mloky》チェコの劇作家・小説家、チャペックによるSF小説。1936年刊。人の言葉を理解する山椒魚が人類社会に入り込み、やがて人類を支配するため、戦いを挑んで...
さんしょううおのしじゅうくにち【サンショウウオの四十九日】
朝比奈秋の小説。令和6年(2024)発表。外見は1人に見える、全身が半分ずつ結合して生まれた結合双生児(シャム双生児)の姉妹を描く。第171回芥川賞受賞。