やました【山下】
姓氏の一。 [補説]「山下」姓の人物山下清(やましたきよし)山下耕作(やましたこうさく)山下新太郎(やましたしんたろう)山下澄人(やましたすみと)山下実(やましたみのる)山下泰裕(やましたやすひろ)
やました‐かげ【山下陰】
山のふもとの陰となる所。「尋ね来る人もやあると足引きの—に花ぞ残れる」〈国基集〉
やました‐かぜ【山下風】
山のふもとを吹く風。山おろしの風。「白雪の降りしく時はみ吉野の—に花ぞ散りける」〈古今・賀〉
やました‐こうえん【山下公園】
神奈川県横浜市中区にある臨海公園。昭和5年(1930)の開園。面積約7万平方メートル。関東大震災からの復興事業として、がれきなどを埋め立てて造成された。氷川丸の乗船場などがあり、観光名所となっている。
やました‐じん【山下人】
⇒山下洞人
やました‐つゆ【山下露】
山中の木々の枝や葉から落ちこぼれる露。また、山の下草に置く露。「ぬばたまの黒髪山を朝越えて—に濡(ぬ)れにけるかも」〈万・一二四一〉
やました‐どうじん【山下洞人】
昭和43年(1968)に、沖縄県那覇市山下町の洞窟遺跡で発見された化石人骨。女児の大腿骨(だいたいこつ)・腓骨(ひこつ)・脛骨(けいこつ)とともに、鹿の骨を加工した骨角器が出土。放射性炭素年代測...
やました‐みず【山下水】
山のふもとを流れる水。山かげを流れる水。「あしひきの—の木隠れてたぎつ心をせきぞかねつる」〈古今・恋一〉 [補説]書名別項。→山下水
やましたみず【山下水】
土屋文明の第7歌集。昭和23年(1948)刊。昭和20年(1945)6月から昭和21年(1946)末頃までの作品、797首を収める。
やました‐みのる【山下実】
[1907〜1995]プロ野球選手・監督。兵庫の生まれ。高校野球で活躍後、慶大でも強打者として同校の黄金時代を築いた。昭和11年(1936)阪急(オリックスの前身)に入団し、のち監督兼任。戦後は...