さん‐さい【山菜】
山野でとれる食用植物。ワラビ・ウド・ゼンマイなど。「—料理」
さんざ‐か【山茶花】
《「さんさか」とも》「さざんか(山茶花)」に同じ。〈日葡〉
さんざ‐し【山査子/山樝子】
バラ科の落葉小低木。よく枝分かれし、とげがある。葉は丸みのあるくさび形で縁に粗いぎざぎざがある。春、白い花をつけ、実は黄色または赤色に熟し、薬用。中国の原産で、庭木にする。《季 花=春》
さんし‐がく【山子学】
江戸時代の日本儒学の一派。片山兼山が始めた折衷学のこと。
さんし‐すいめい【山紫水明】
山は日に映えて紫色に見え、川の水は澄んで清らかであること。山や川の景色が美しいことをいう。「—の地」
さんしち‐そう【三七草/山漆草】
キク科の多年草。高さ約1メートル。葉は羽状に深い切れ込みがある。秋、深黄色の頭状花をつける。中国の原産で、庭園で栽培される。葉の汁は毒虫に刺された傷に効く。さんしち。ちどめ。《季 秋》
さん‐しゃ【山車】
「だし(山車)」に同じ。
さん‐しゅう【山州】
山城(やましろ)国の異称。
さん‐しゅゆ【山茱萸】
ミズキ科の落葉小高木。葉は楕円形。樹皮ははげやすい。早春、葉より先に黄色の小花を密につける。実は熟すと赤くなり、漢方で滋養強壮薬とする。朝鮮半島・中国の原産で、庭木にする。《季 花=春 実=秋》...
さん‐しょ【山椒】
「さんしょう(山椒)」の音変化。