がんせつ‐りゅう【岩屑流】
岩石の破片、土壌、泥などが空気と混合して一気に斜面を流れ下る現象。山体崩壊に伴って発生する。流水と混合する土石流、高温の火山ガスと混合する火砕流と区別される。岩屑なだれ。
がんせん‐じ【岩船寺】
京都府木津川市加茂町岩船にある真言律宗の寺。山号は高雄山。天平元年(729)聖武天皇の勅願によって行基が建立した阿弥陀堂に始まる。阿弥陀如来座像・三重塔・石室などがある。
がんそう【岩相】
岩石の見かけ上の特徴。狭義には、堆積岩が形成された環境や条件による分類(泥岩相、石灰岩相など)をさす。
がん‐たい【岩体】
地殻において、ある範囲に連続してまとまって分布する岩石。一般に火成岩からなるものをさす。
がん‐だい【岩大】
岩手大学の俗称。
がん‐とう【岩頭/巌頭】
岩の突端。岩の上。
がんどう‐こ【岩洞湖】
岩手県中央北部にある人造湖。湛水(たんすい)面積は5.8平方キロメートル。周辺はシラカバ・アカマツ・カラマツの混合林。灌漑(かんがい)・発電などのための多目的ダムがある。
がん‐ばん【岩盤】
地表の下にある岩石の層。岩石でできている地盤。また比喩的に、きわめて強固で崩しがたいもの。「—規制」
がんばん‐きせい【岩盤規制】
役所や業界団体などが改革に強く反対し、緩和や撤廃が容易にできない規制。 [補説]1980年代以降、経済成長の観点から多様な分野で規制緩和が行われた中で、既得権益を持つ関係者の強い反対にあって問題...
がんばん‐よく【岩盤浴】
セ氏40度前後に温めた岩石の板の上にタオルなどを敷いて横になり、体を温める入浴法。発汗作用があり、疲労回復などに効果があるとされる。