うい‐きょう【茴香】
セリ科の多年草。高さ1〜2メートル、葉は細く糸状に裂けている。夏、多数の黄白色の小花が咲く。果実は卵状楕円形で芳香が強く、健胃薬や駆風薬にし、全草を香料に用いる。南ヨーロッパの原産で、古くから栽...
うい‐やまぶみ【初山踏み】
1 初めて山に登ること。特に、修験者が初めて大峰・葛城(かつらぎ)山に登ること。 2 学問の道に初めて入ること。ういまなび。 [補説]書名別項。→うひ山ぶみ
ウインドリバー‐さんみゃく【ウインドリバー山脈】
《Wind River Range》米国ワイオミング州西部にある山脈。ロッキー山脈中部の支脈の一。最高峰のガネットピーク(標高4202メートル)をはじめ、山頂付近が氷河におおわれた4000メート...
うえむら‐なおみ【植村直己】
[1941〜1984]登山家・探検家。兵庫の生まれ。世界五大陸の最高峰に登頂、また単独で犬橇(いぬぞり)による北極点到達にも成功。北米マッキンリーの冬季単独登頂に成功したのち、下山途中に消息を絶...
ウォディントン‐さん【ウォディントン山】
《Mount Waddington》カナダ、ブリティッシュコロンビア州南西部の山。標高4042メートル。コースト山地の最高峰。周辺一帯は氷河が発達。ワディントン山。
うきぐも【浮雲】
二葉亭四迷の小説。明治20〜22年(1887〜1889)発表。明治中期の功利主義や官僚制の中で挫折(ざせつ)していく青年の姿を、言文一致体で描いたもの。近代写実小説の先駆とされる。 林芙美子...
うす‐ざん【有珠山】
北海道南西部、内浦湾に面する二重式活火山。最高峰の大有珠は標高733メートル。洞爺(とうや)カルデラの外輪山上にできたもので、明治新山・昭和新山などの寄生火山があり、昭和52年(1977)の大噴...
う‐せつ【雨雪】
1 雨と雪。 2 雪が降ること。雪を降らせること。また、降る雪。「天大—ならずとも、深山高峰の冬の夜は」〈正法眼蔵・行持下〉
うつぎ‐だけ【空木岳】
長野県南西部、木曽山脈第2の高峰。標高2864メートル。
うづ‐みね【宇津峰】
《「雲水峰」とも書く》福島県中部にある山。標高677メートル。阿武隈高地の独立峰。南北朝時代、切り立った険しい地形を利用して山城が築かれ、南朝方の拠点となった。城跡は国の史跡に指定されている。