おおつぐない‐かぐら【大償神楽】
⇒早池峰大償神楽
おおつごもり【大つごもり】
樋口一葉の小説。明治27年(1894)発表。大みそかを背景に、女中奉公をしている薄幸の娘お峰の哀感を描く。
おおはらの【大原野】
京都市西京区の地名。淳和(じゅんな)天皇陵・大原野神社・善峰寺・勝持寺(花の寺)など史跡が多い。古歌には「大原」ともいう。通称、西山。
おお‐ひえ【大比叡】
比叡山の二峰のうち、大きいほうの呼称。大岳(おおだけ)。
おおみね【大峰】
大峰山(おおみねさん)の略称。
おおみね‐いり【大峰入り】
修験者が、大峰山に登って修行すること。順の峰入りと逆の峰入りがある。峰入り。
おおみね‐おくがけみち【大峰奥駈道】
奈良県の吉野山と和歌山県の熊野三山を結ぶ道。修験者の修行道。熊野古道の中でも険しい道として知られる。靡(なびき)と呼ばれる75か所の修行場が設けてあり、ここを順に修行して歩く。熊野本宮大社の本宮...
おおみね‐さん【大峰山】
奈良県南部、大峰山脈の主要部の諸峰。特に、山上ヶ岳の通称。修験道の霊山。
おおみねさん‐じ【大峰山寺】
奈良県吉野郡天川村にある寺院。のちに修験道の開祖となった役(えん)の行者(ぎょうじゃ)が修行をし、開いたとされる霊場。本堂は江戸時代の元禄4年(1691)に再建されたもので、国の重要文化財。蔵王...
おおみね‐ひじり【大峰聖】
大峰山で修行する修験者。