わたせ‐せん【渡瀬線】
動物地理区の境界線の一。屋久島・種子島と奄美(あまみ)大島との間の七島灘に東西に引かれる、日本列島における旧北区・東洋区の境界線。大正元年(1912)動物学者の渡瀬庄三郎が哺乳類などの分布の違い...
わた‐の‐はら【海の原】
広い海。うなばら。「—八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人(あま)の釣り舟」〈古今・羇旅〉
ワタム【Watamu】
ケニア南部、インド洋に面する村。マリンディの南約20キロメートルの半島に位置する。半島の南北には白い砂浜の海岸が広がり、観光保養地として知られる。沖合のサンゴ礁を中心に海洋保護区が指定されている。
ワッデン‐かい【ワッデン海】
《Waddenzee》オランダ北西部、本土と西フリージア諸島に囲まれた海域。北東から南西方向にかけて約400キロメートルにわたって延びる。1932年にアフスライト大堤防が完成し、内陸側のアイセル...
ワッデン‐しょとう【ワッデン諸島】
《Waddeneilanden》西フリージア諸島のオランダ語名。
ワット‐アルン【Wat Arun】
タイの首都バンコクの中心部にある仏教寺院。チャオプラヤー川を挟んで、王宮の対岸に位置する。アユタヤ朝時代以前から存在し、トンブリー朝時代に王室寺院となった。高さ75メートルの大仏塔を中心に四つの...
ワット‐スラシー【Wat Sra Si】
タイ中北部の都市スコータイ近郊の、スコータイ歴史公園にある仏教寺院。城壁内の中で最も大きい池の中の小島にあり、スリランカ様式の釣鐘型の仏塔のほか、スコータイ様式の礼拝堂の柱および仏像が残っている。
ワット‐タムスア【Wat Tham Sua】
タイ南部、マレー半島西岸の町クラビーの北約10キロメートルにある仏教寺院。石灰岩の切り立った断崖の洞窟にあり、1970年代まで野生のトラが見られたことから、タイガーケーブ(トラの洞窟)とも呼ばれ...
ワット‐チャイワタナラーム【Wat Chai Wattanaram】
タイ中部の古都アユタヤにある仏教寺院。王宮跡がある川中島の南西、チャオプラヤー川を挟んだ対岸に位置する。1630年、アユタヤ朝第27代王プラサートトーンが母のために王室寺院として建立。クメール様...
ワット‐チャヤマンカララーム【Wat Chayamangkalaram】
マレーシア、マレー半島北西岸、ペナン島のガーニー地区にあるタイ仏教の寺院。1900年に建造された本堂と仏塔(パゴダ)がある。本堂には全長33メートルの金箔の巨大な寝釈迦仏が横たわっている。寝釈迦...